友達がいない・少ない場合でも結婚式はできる。おすすめ挙式スタイルと対処法
結婚式を挙げたいと思っても、友達がいない・少ないからという理由で迷っている人もいるのではないでしょうか。しかし、友達の人数にかかわらず、工夫次第で思い出に残る素敵な結婚式を挙げることは可能です。以下では、友達がいない・少ない場合におすすめの挙式スタイルや、人数をカバーするための対処方法を解説します。
友達がいない・少なくても結婚式はできる!
ゼクシィ 結婚トレンド調査によれば、結婚式(披露宴・ウエディングパーティ)に友達何人を招待したかの平均は20人(「
ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」調べ)。
※データでは学生時代の恩師も友達に含む
新郎新婦ふたり合わせて20人の友人を招待するとなると、少し多く感じられるかもしれません。しかし最近は挙式スタイルが多様化しており、いろいろな形で結婚式を行えるので、友達がいない・少ない場合であっても、人数に合わせた結婚式が叶います。
また、大切な人を招待して結婚の報告をしたい・感謝の気持ちを伝えたい、と考えている人も多い傾向にあります。自分達にとって大切な友人を招待し、感謝の気持ちをしっかり伝えてみてはいかがでしょうか。
招待したい友達がいない・少ない…その理由とは?
結婚式に招待したい友達がいない・少ない理由は、単純に友達の数が少ないということだけではありません。ライフステージの変化によって疎遠になった・離れ離れになった・SNS上だけの付き合いになってしまったというケースもあります。
ライフステージの変化で、結婚式に呼べる友達がいない・少ない・減った
学生時代は仲の良い友達が大勢いたとしても、就職・結婚といったライフステージの変化とともに、付き合いのあった友達との結びつきが薄くなってしまうことが理由のひとつ。友達と徐々に連絡を取らなくなり、結果、実際に会って話す間柄の友達が減ってしまいます。
また、SNS上では学生時代の同級生などとつながっているものの、「知り合い」程度の関係性でしかなく、直接会うほど深い付き合いをしなくなったといった理由も考えられます。
妊娠・子育て中の友達が多く気を使う
招待したい人の多くが、妊娠中もしくは子育て中のため、招待できる友達が少ないケースもあります。
ゲスト |
招待できない理由 |
妊娠中の友達 |
・体に負担をかけさせるのではないか、と心配・気を使う ・妊婦の体調面への配慮が必要
・体調によっては急に出席できなくなる可能性がある
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育児中の友達 (子連れで参加する場合)
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・式の途中で子どもが動き回る・泣く、など子どもの行動が読めない ・参列する友人自身も招待する側も、お互い気を使う
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このように、妊娠中の体や、小さい子どもを連れての参列のことを考えると気を使うため、招待するのはハードルが高いようです。
友達の多くが遠方にいる
進学・就職・結婚などによって、離れ離れになってしまった友人が多いのも理由のひとつ。遠方から参列してもらうとなると、移動に時間がかかるだけではなく、宿泊が必要になる場合が考えられます。移動時間や費用面で相手に負担がかかるため招待しにくいでしょう。
友達がいない・少ない場合におすすめの挙式スタイル
続いて、友達がいない・少ない場合におすすめの挙式スタイルを3つ紹介します。挙げる結婚式のスタイルを工夫すれば心に残る素敵な挙式が叶うでしょう。
フォトウエディング
フォトウエディングとは、結婚式そのものは挙げずに、ウエディングドレスなどの衣裳を着て写真だけを撮るスタイルのこと。別名フォト婚とも言われています。
フォトスタジオ内での撮影の他、スタジオを飛び出しての撮影も可能です。好みのロケーションで魅力的なウエディングフォトを撮影できます。なかでも人気が高いのが、チャペルや神社での撮影です。
フォトウエディングなら結婚式を挙げるよりも費用を抑えられ、また準備が少ないので新郎新婦にかかる負担が少ないというメリットもあります。
エロープメントウエディング
エロープメントウエディングとは、新郎新婦ふたりだけで挙げる結婚式のことです。ゲストを招待しないため、ふたりの「やりたい」を実現しやすいのが特徴。自分達の好きなロケーションで結婚式を挙げるケースが多く見受けられます。またふたりだけの空間・ふたりだけの時間を堪能でき、リラックスして結婚式を挙げられる点も魅力です。
少人数ウエディング
少人数ウエディングもおすすめの挙式スタイルです。招待するゲストは特に定義がありません。親族だけではなく、ごく親しい友達を招待する場合もあり、友達が少ない場合にはぴったりです。本当に親しい友人数名を招待してみてはいかがでしょうか。
気の知れた人達だけが集まるため、ふたりを含め参列者全員がリラックスして過ごせ、アットホームな雰囲気の結婚式を作り上げられます。またゲストと話をしやすく、直接感謝の気持ちを伝えられますよ。
新郎・新婦で友達の数に差がある場合に工夫すること
新郎新婦の間で招待する友達の人数に差がある場合は、工夫次第で人数をカモフラージュできます。人数差を分かりにくくするアイディアを見ていきましょう。
座席の配置を考慮する
座っているのが新郎新婦どちらの友達であるかが他の人からは分からないよう、座席の配置を工夫してみるのもひとつ。おすすめは、新郎新婦両方の友達をミックスさせた座席です。席次表には「新郎新婦の友人」のように書きます。席を分けないことで、お互いの友達同士が交流する良い機会にもなるでしょう。
会場でよく使用されている円卓ではなく、長テーブルを設置するのも手です。ゲスト全員が縦ラインに数列並ぶので、それぞれの友達の数をカモフラージュできます。
席次表ではなくエスコートカードを取り入れる
エスコートカードを取り入れるのもおすすめです。エスコードカードとは、自分がどのテーブルに座るかをゲストに知らせるカードのこと。ゲストはカードに書かれた番号を見て、該当の番号のテーブルに着席します。
一般的な席次表の場合、どのような関係性の人がどこに座っているかが一目瞭然です。分かりやすい一方で、新郎新婦側の友達の数も明らかになってしまう懸念点があります。その点エスコートカードなら、カードを持っている本人しか座る場所が分かりません。座っている人の肩書を周りの人には知らせないため、友達の数をカモフラージュできます。
立食形式にする
立食形式にするのも良いでしょう。全員が立って自由な場所に移動する形式なので、どちらがどれだけのゲスト・友達を招待しているかをカモフラージュしやすいですよ。
結婚式のゲストを増やしたい時は?
相手との釣り合いも考慮して、ゲストの人数を増やしたいと考えている人もいるかもしれません。その場合は知り合いに頼んで参列してもらったり、代行サービスを利用したりする方法もあります。
知り合いに頼む
人数をカバーするために知り合いに出席をお願いするのもひとつの手です。例えば、今はあまり深い関係性になくても、かつて付き合いのあった同僚や友人に声をかけてみてはいかがでしょうか。
知り合いがいない場合は、招待する友人の知り合いに参列をお願いする方法もあります。ただし、あとあとトラブルになるのを避けるためにも、全く素性が分からない人を呼ぶのは避けましょう。
代行サービスを頼む
結婚式に代理で出席する人を手配できる、代行サービスを利用するといった方法もあります。サービスを利用する分費用はかかりますが、トラブルの心配なく人数を増やせるので安心。サービス内容にもよりますが、追加料金を払うことでスピーチをお願いできる場合もあります。
招待する友達がいない時は、結婚式のスタイルや座席を工夫しよう
友達がいない・少ない場合でも、素敵な結婚式は挙げられます。ゲストの数をカバーできるような挙式スタイルを選んだり、座席を工夫したりすれば解決するでしょう。また、必要に応じて代行サービスを利用してゲストを増やすことも。工夫を凝らした結婚式で、大切な友達に感謝を伝えてくださいね。
アルカンシエルは「感謝を、式のまんなかに。」をコンセプトに、これまで4万組以上の結婚式をつくってきました 。家族やゲストへの感謝を伝えることに重きをおいたプランニング や、受賞歴ある料理でのおもてなしに定評がありクチコミサイトでは1位を獲得しています。 何人呼べるかについて不安がある場合も、プロのスタッフがあらゆる提案をしてくれるので安心です。まずは、気軽に参加しやすいと評判のブライダルフェアに、デート感覚で足を運んでみてくださいね。