いつもアルカンシエルのブログをご覧の皆さまこんにちは。
季節も夏になりビールのおいしい季節になってきました。
ビールが苦手な方もいるかとは思いますが、
お酒といえばビールを連想する方も多いはず。
ちなみにビールは国内のお酒において、31%と最も消費量が多いお酒でもあります。
さて、そんなビールですが皆さまはビールのことはどこまでご存じでしょうか。
「そもそもビールってどんなお酒?」
普段慣れ親しんでいるビールですが、
そもそもどうやっていつから作られているのでしょうか。
ビールの成り立ちを追うと紀元前3000年以前にまでさかのぼります。
麦芽の保存方法として生まれた麦芽と水を練ったパンの原型を、
水でふやかし麦芽の酵素でアルコールを発生させ、
ビールの原型ともいえる飲料を作っていました。
その後、時代が進むとさわやかな風味と雑菌抑制効果のあるホップを
ビールの生成に加えることが主流になり、今日のビールに至ります。
つまるところ、ビールは麦芽と水とホップを主な原料とした
醸造酒だということがわかります。
「あまり知らないビールの種類」
そもそもビールには種類がある事を知らない人のほうが多いかと思います。
なぜならば、日本における大手企業の代表的なビールが同じ種類に偏っているからです。
実は、ビールは大きく分けて2つに分けることができます。
一つ目はラガービール。
低温(10℃以下)で熟成させながら比較的長時間の発酵を行います。
酵母が最終的に下層に沈み込むため、下面発酵と呼ばれます。
すっきりとした味わいと、強い苦みが特徴。
日本のメジャーなビールのほとんどが、このラガービールです。
二つ目はエールビール。
大麦麦芽を使用し、酵母を常温・短期間で発酵させ、
複雑な香りと深いコク、フルーティーな味を生み出したビールのスタイルです。
酵母が上層に集まるため、上面発酵と呼ばれます。
なお、アルカンシエルのウェルカムパーティーという時間では
世界各国のビールを用意しています。
各国のビールは、ほとんどがラガービールです。
ちなみに黒ビールで有名なギネスは、スタウトと呼ばれるエールビールの一種で
麦芽をローストして作るため真っ黒なビールとなります。
「生ビールってお店でしか飲めない?」
ちなみに生ビール(ドラフトビール)とは、
熱処理をしていないビールで樽からサーバーで注がれていることは関係なく、
瓶ビールでも熱処理していなければ生ビールです。
ビールというと、その苦味などから敬遠されがちだったりするお酒ですが、
エールビールなどはフルーティーで飲みやすかったりもします。
ビール好きな人もそうでない人も、
この夏に新たなビールの可能性を探してみてはいかがでしょうか。
それでは、次回のブログもお楽しみに♪