【完全マニュアル】結婚式の前撮り。メリットや金額・衣裳の選び方など徹底解説
前撮りは、結婚式の前にふたりの記念写真を撮ることです。前撮りは、衣裳やロケーションによって雰囲気の異なる写真を撮影できるのが魅力です。そこで本記事では、前撮りをするメリットや必要な費用について紹介するとともに、前撮りで着用する衣裳の選び方のポイントについても解説します。
結婚式の前撮りをするメリット
前撮りでは、撮影だけの時間を確保でき、本番と違う衣裳を選べるなどのメリットがあります。ここでは、前撮りをするメリットを解説します。
撮影だけの時間をたっぷりと確保できる
結婚式当日も写真撮影は行いますが、ゲストとの写真撮影の時間も確保するため、おふたりだけの写真を撮る時間を十分に確保することは難しいです。そのため、自分達が「撮りたい」と思っているような理想の写真をゆっくりと撮れない場合もあります。
前撮りであれば、写真撮影だけにたっぷりと時間をかけて、こだわりの演出を取り入れるなどの工夫もできるので、納得のいく写真が撮れるでしょう。
リラックスして撮影に臨める
結婚式当日はゲストもいるため、緊張する一面も。前撮りではふたりのみなので、リラックスして撮影に臨めます。カメラを前にすると、最初は緊張する人もいますが、その点も大丈夫。カメラマンが緊張をほぐすためにコミュニケーションを取ってくれるので、徐々に撮影に慣れて自然な表情を出せるようになるでしょう。
複数の衣裳を着られる
前撮りでは、結婚式当日に着用する衣裳での撮影はもちろん、それ以外の衣裳での撮影も可能です。複数の衣裳を着れば楽しく撮影ができますし、結婚式用のアルバムを作る場合は華やかな仕上がりになるでしょう。
撮影時、その季節に合わせた小物やブーケを揃えるのもおすすめです。季節感のあるおしゃれな写真に仕上がります。
結婚式当日に使うアイテムとして使える
前撮りで撮影した写真は、結婚式会場に飾るウエルカムボードや席次表などに使うこともできます。また、年賀状用の写真に使えば、結婚式に招待できなかった人への結婚報告にもなるでしょう。
結婚式の前撮り費用
ここでは、前撮りの費用に含まれる項目や費用の抑え方を紹介します。
費用に含まれる項目
一般的に前撮りの費用に含まれるものは、撮影料・衣裳代・ヘアメイク代・小物代・アクセサリー代・写真データなどです。基本料金内で着られる衣裳の数や、もらえる写真データの枚数なども事前に確認しておきましょう。
撮影場所やオプションによって値段が変わる
例えばロケーション撮影で撮影地が遠い場合や衣裳のランクを上げたり種類を増やしたりする場合は、その分金額が追加されることもあります。
また、撮影した写真をデータでもらうだけではなく、アルバムやフォトパネルを作成すると、別途オプション料金がかかる場合もあるので、やりたいこととそれにかかる費用とを照らし合わせながら検討しましょう。
前撮りの費用を抑える方法
持ち込みが可能であれば、自分で用意したアクセサリーや小物類を使うのもおすすめ。また、和装と比べて洋装の方が費用がかからない場合が多いです。
「これだけは着たい!」という衣裳があれば、その1着に絞ることで費用を節約できることも。ポージングや小物に工夫を凝らせば、1着の衣裳でも、十分にバリエーションのある写真に仕上がるでしょう。
また、撮影日によっても費用は変わります。土日の撮影は基本料金が高いこともあるので、撮影日を平日にするなども検討してみてください。
結婚式の前撮り衣裳の種類と選び方①和装
普段の生活において和装を着る機会は少なくなっているため、前撮りは和装を着る良いチャンスとも言えるでしょう。ここでは、前撮りで着る和装の選び方を種類別に解説します。
白無垢
白無垢は、和装の婚礼衣裳のなかでも最も格式の高い正礼装で、「邪気を払う」「相手の色に染まる」ことを意味すると言われています。
白無垢と言えば、全体的に真っ白なイメージがあるかもしれません。しかし、小物の色使いに工夫すれば自分なりのアレンジを楽しめます。ピンク系・グリーン系・柑橘色系・赤系・寒色系など組み合わせを楽しみながら、お気に入りのコーデを見つけましょう。
色打ち掛け
色打ち掛けは色や柄が華やかで、好きな色を選べるのが魅力です。もし色選びに迷ってしまったら、顔うつりの良い色を選んでみましょう。
また、色や柄によっても意味合いが変わってきます。例えば、金色は神聖・豊、鶴の柄は長寿、七宝は夫婦円満などを意味します。その点を考慮して選ぶのもおすすめです。
引き振袖
着丈を調節するための「おはしょり」を作らずに、そのままの丈で着るのが引き振袖です。丈が長いために裾を引きずるのが特徴で、地面に広がった裾が華やかなたたずまいを演出してくれます。
色打掛と引き振袖の大きな違いは「帯のうしろが見える」点。帯が見えるので、結び方や使用する小物を工夫すれば、自分らしい和装姿になるでしょう。
その他、色打掛に比べてボリュームが少なめなので、軽くて動きやすいという特徴もあります。
結婚式の前撮り衣裳の種類と選び方②ドレス
撮影:アルカンシエル luxe mariage 大阪
前撮りで着る衣裳を結婚式当日に着るウエディングドレスにするか、他のドレスを選択するかは人それぞれです。ここでは、前撮りで着るドレスの選び方を種類別に解説します。
ウエディングドレス
ウエディングドレスは、ロケーションに合わせてデザインや素材を選ぶのがおすすめです。
プリンセスラインはドレスに存在感があるため、教会や空間の広いロケーションに映えます。マーメイドラインは女性らしいしなやかなスタイルを演出でき、広い屋内外での撮影にぴったりです。
また、正統派の雰囲気を出したければサテン生地やシルク生地、上品な印象にしたければレースなど、素材によっても着用した時のイメージが変わります。
結婚式当日に着るウエディングドレスが決まっている場合は、そのお気に入りのドレスを着て前撮りするのもおすすめ。ロケーションやポージングにこだわりながら、お気に入りの1着を着た写真をたっぷり撮影すると良いでしょう。
カラードレス
結婚式当日にお色直しをしない場合や結婚式とは違う雰囲気で撮影したい場合は、前撮りでカラードレスを選ぶ人も。
色の種類に加え、最近では柄のデザインが印象的なカラードレスも増えています。それらの中から自分の肌の色や顔の雰囲気に合った物を選びましょう。
アルカンシエルで行う前撮りの魅力
撮影:アルカンシエル横浜 luxe mariage
アルカンシエルでは、結婚式を行うカップルを対象に式場内での前撮りを行っています。アルカンシエルで行われている前撮りの魅力について紹介します。
映えるロケーションで撮影
撮影:アルカンシエル luxe mariage 大阪
アルカンシエルには、チャペルはもちろん、ガーデンやプールなど会場によってさまざまなロケーションがあるので、それらを活かした最高の写真を撮影できます。その他、メイクシーンなどのお仕度の様子を撮影することも可能です。
当日着る衣裳を着用して前撮りすれば、結婚式当日のリハーサルも兼ねられます。歩く練習・エスコートの練習ができるので、当日の不安も解消されるでしょう。
衣裳のバリエーションが豊富
アルカンシエルでは、洋装・和装両方とも前撮りに対応しているので、おふたりが着たい衣裳を自由にセレクトできます。
ドレスは、「KIYOKO HATA」「Disney Collection」「JILL STUART」「mika ninagawa」「ANTEPRIMA」などのブランドも取り揃えています。他にも、アルカンシエルオリジナルのウエディングドレスがあり、選ぶのに迷ってしまいそうなほど種類が多いのが特徴です。
和装の衣裳で取り扱っているのは、白無垢・色打ち掛け・引き振袖。可愛らしいイメージのアルカンシエルオリジナルの色打ち掛けなどもあるので、好みに合わせて選ぶことができます。
こだわりの衣裳で前撮りをしよう
撮影:アルカンシエル横浜 luxe mariage
前撮りでは、写真撮影にたっぷり時間がかけられるので、なごやかなふたりの表情を写真に残すことができます。衣裳や撮影場所を吟味し、思い出に残る記念写真を撮影しましょう。アルカンシエルの前撮りは、さまざまなロケーション・衣裳に対応しているので、結婚式と併せて検討してみてはいかがでしょうか。