カップルのケンカで多い原因は?仲直りの方法・注意したいNG行動も
カップルにケンカはつきもの。仲が良いからこそ衝突することもありますよね。今回は「仲直りのきっかけを掴めない…」と悩んでいる人に向けて、カップルのケンカで多い原因や仲直りの方法を解説。ケンカ後に注意したい行動、無駄なケンカをしないコツも紹介します。
カップルのケンカでよく見られる原因
まずは、カップルのケンカでよく見られる原因を紹介します。原因を冷静にとらえて、仲直りの方法を考えましょう。
パートナーへの嫉妬や浮気の疑い
パートナーに対する嫉妬や浮気の疑いなどは、カップルのケンカによくある原因です。相手のことが好きなあまり、「他の人に気があるのではないか」といったモヤモヤした気持ちや疑念を抱え、ケンカに発展することも。
また、付き合っている間もふたりそれぞれに仕事上の関係や交友関係があるため、その中で誤解が生じる場合もあります。
価値観の違い
ふたりの価値観の違いから衝突が起こり、ケンカにつながるパターンもよく見られます。カップルといえども、違う人間同士。価値観や生活習慣などに違いが生じるのは当たり前ではありますが、「自分と同じ考えでいてほしい」「自分のことをもっと分かってもらいたい」といった気持ちが徐々に大きくなると、すれ違いが起きてしまいます。
ささいな言動
ほんのささいな言動がきっかけでケンカになるのも、カップルのあるあるです。普段は流せるような言葉でも、虫の居所が悪いときや忙しくて気持ちに余裕がないときなど、タイミングによってはカチンと来てケンカに発展してしまうことも。
デートや連絡が少ない
デートで会う回数・時間が少なかったり、連絡の頻度が少なかったりすると、つい不安になってしまうもの。そんなとき、モヤモヤをパートナーにぶつけてしまうと、ケンカが勃発することがあります。ふたりで会う時間よりも仕事や飲み会、友人との約束などほかの予定を優先しすぎると一方が寂しさを感じ、ケンカに発展してしまうことも。
ケンカ後にパートナーと仲直りする方法
ケンカになってしまったときは仲直りの仕方が大切です。ここでは、パートナーと仲直りする定番の方法と、おすすめの方法をピックアップしました。
自分から謝る
自分に非がある場合は過ちを認め、素直に謝るのが仲直りへの近道です。ときには、相手も謝るきっかけを見出せずにいる場合もあります。
ただし、何もかも自分から折れるのが良いわけではありません。自分から率先して折れるようにすると、パートナーが優位になってしまうこともあるからです。ふたりが対等な関係でいられるよう、状況を見ながら対応するのが良いでしょう。
本音で十分話し合う
言いたいことは飲み込まず、お互いに本音でしっかり話し合った方が良いときもあります。自分の意見を主張するとともに、相手の意見もしっかり聞いた上で受け止めることが大切です。
そのやり取りの中で、自分に非があると気づくこともあるかもしれません。そのようなときは非を認め、改善の意思を伝える、または素直に謝りましょう。一緒に解決策を探すことで、ふたりの絆がより深まるはずです。
いつも通りにふるまう
ケンカの原因がごくささいなことである場合、謝って大ごとにしてしまうと何となく気まずい雰囲気になる可能性も。そのようなときは、謝罪をせずに敢えていつも通りにふるまって、自然と仲直りする方向に持っていく方法もあります。いつも通りにふるまうことでお互いに頭が冷えて、冷静な話し合いができるかもしれません。
また、パートナーの好きな食べ物を買ってくるなど、生活の中のちょっとしたことでパートナーに愛情を示すと、より仲直りしやすくなるでしょう。
ケンカ後にしてはいけないNG行動
ケンカ後の行動によってはふたりの関係が悪化し、取り返しのつかない状態になってしまう場合も。そのような事態を避けるために知っておきたい、ケンカ後にしてはいけない行動を紹介します。
別れの可能性をにおわす
ケンカによって気持ちがネガティブに、もしくは感情的になってしまい、その勢いで「もう付き合うのやめる?」などと別れを匂わせるのは良くありません。本心でなくても売り言葉に買い言葉のようになり、相手も「そっちがその気なら」と同意する可能性があります。意地の張り合いで別れにまで発展させるのは避けるべきです。
パートナーを一方的に責めて否定する
ケンカはどちらかだけが100%悪いとは限りません。どちらにもそれぞれ非があるパターンも多いものです。自分に非があることを認めず、パートナーばかりを一方的に責めるのは避けましょう。
また、相手の意見を頭ごなしに否定するのも良くありません。パートナーの言い分を聞かずにケンカを続けると、落としどころが見つからないまま時間だけが過ぎてしまい、長期にわたってこじれる可能性があります。
感情的に怒りをぶつける
ケンカになるとつい気持ちがたかぶり感情的になってしまいがちですが、感情に任せて怒りをパートナーにぶつけるのも良くないことです。「冷静に話し合いができない」と相手に思われると、愛想を尽かされてしまう可能性も。
また、あまりにも話が通じないと、パートナーが冷めてしまうかもしれません。感情が爆発しないように気持ちをコントロールし、冷静な態度を保つことも大切です。
無視する
パートナーへの怒りを“無視”という態度に表すのも、仲直りを遠ざけてしまう行動です。無視はコミュニケーションをすべてシャットアウトした状態。建設的な話し合いができず、仲直りまで時間がかかります。
なかには「言わなくても察してほしい」という気持ちで無視をする人もいるかもしれません。しかし、言葉にしないと伝わらないこともあります。相手の行動や態度が自分のイメージ通りでないと、もどかしい思いをするだけなので、無視はせずに向き合いましょう。
カップルで無駄なケンカをしないコツ
意味のないケンカをしない、長引かせないこともカップルが円満に付き合っていく上でとても大切です。最後に、無駄なケンカを避けるコツを紹介します。
過去のことを蒸し返さない
ケンカの際、過去のことを再び持ち出すのは禁じ手です。相手は「もうそれは前に解決したはずなのに」「今更何でその話を蒸し返すのか」「それは今関係ないことだ」などと不快な気持ちになります。そこからさらにケンカがヒートアップし、収拾がつかなくなることも。
過去のことを蒸し返してケンカの燃料にしてしまっては、いつまでたっても火種はくすぶったままです。過去の出来事は今更どうにもならないので、すっぱり割り切って再び持ち出すのはやめましょう。
ケンカはその日のうちに終わらせる
ケンカをしてしまったら長引かせないことも大切です。長引いた分だけ、仲直りのタイミングを見出しづらくなります。いつまでもケンカが終わらず、気まずい状態が続くのは避けたいですよね。
例えば「その日のうちにケンカは終わらせて、次の日からは普通に接する」など、ケンカを長引かせないための取り決めをしておくと良いでしょう。
仲直りのルールやサインを決めておく
「仲直りのきっかけを掴めないと、なかなかケンカを終わらせられない」というカップルは、仲直りのルールやサインを決めておく方法があります。例えば、同棲しているなら「食事にこのメニューを出したら『仲直りしよう』のサイン」、離れているなら「この内容のメッセージを送ったらケンカは終わり」などです。
ケンカ後に改まって謝罪するのは簡単なことではありません。ちょっとしたルールやサインを決めておくだけで、仲直りに向けて行動しやすくなるはずです。
カップルのケンカは相手を思いやる気持ちと早めの仲直りが大切
カップルでケンカをしたときでも、お互いに相手を思いやる気持ちは忘れてはいけません。自分のことばかり押し付けるのではなく、相手の考えも受け止めましょう。そして、早めの仲直りも大切です。ケンカをしても仲の良いカップルでいられるよう、もしものときに仲直りする方法をふたりで一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
また、「最近マンネリ気味かも」「ケンカが多くなってきた」などと感じるなら、それは倦怠期が原因かもしれません。倦怠期についてこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる人はチェックしてみてくださいね。