プロポーズされたら何から始める?結婚までにやることと一般的な流れをチェック
パートナーからプロポーズされたら、まずはふたりで結婚に向けて意見をすり合わせた後、周囲への挨拶や結婚式準備を開始しましょう。人生の節目となる結婚はやることがたくさんあるので、流れを知っておくとスムーズです。この記事では、プロポーズされた際にまずすべきこと、結婚までの一般的な流れ、結婚に向けてよくあるQ&Aを紹介します。
プロポーズされたらまずやることは?
プロポーズされたら、何よりもまずはふたりの気持ちを一致させることが大切。プロポーズを受けた際にまずやることと、ふたりで話し合っておきたいことを紹介します。
ふたりで将来ついて具体的に話し合う
プロポーズされたら、結婚に向けてまずはふたりの具体的な結婚観についてよく話し合いましょう。今後夫婦となり人生をともに歩んでいく上で、将来のビジョンや価値観をすり合わせておくことはとても大切です。話し合いを進める中でお互いのことをより深く知ることができ、これまで以上に強い絆で結ばれるでしょう。
ふたりで話し合うことリスト
プロポーズの後に話し合っておきたい内容がこちらです。
- 親にはいつ挨拶・報告するか
- 婚約指輪・結婚指輪はどうするか
- 結婚式は挙げるか、挙げる場合どんなスタイルにしたいか
- 入籍はいつごろにするか
- いつ引っ越し・同棲するか
- これからのライフプラン(子ども、仕事、マイホームなど)はどのように考えているか
「言わなくてもわかってもらえる」と思わずに、細かなことでもしっかりと伝え合っておくのがトラブルを防ぐコツです。
プロポーズされた後から結婚までの一般的な流れ
お互いの親への挨拶と顔合わせ、友人・知人への報告、結婚式準備と、プロポーズ後は慌ただしくなりがちです。一般的な流れを紹介するので、効率よく進めるためにチェックしておいてください。
1.親に挨拶と報告
ふたりの意思が固まったら、なるべく早い段階で親に挨拶を。女性の親、男性の親の順番に向かうのが一般的ですが、親の都合を第一に日程を調整しましょう。挨拶を行う場所はお互いの実家の他、レストランや料亭などの個室を利用するカップルが多いようです。自宅に訪問する場合は、食事時を避けた午後に向かうと良いとされています。
当日はスーツやワンピースなどの清潔感のある服装で臨むと好印象です。手土産を持参するのも喜ばれるでしょう。親への手土産の相場は1,000~3,000円前後、のしは掛けなくても大丈夫です。
2.婚約指輪・結婚指輪選び
次に、婚約指輪をまだ購入していない場合は婚約指輪の用意と、あわせて結婚指輪のデザインを検討し始めます。指輪は購入したらすぐ受け取れるわけではなく、既製品で数週間、フルオーダーだと3カ月ほどかかる可能性があります。
特に結婚後長く身に着けることとなる結婚指輪は、結婚式の6カ月前くらいからじっくりと選び始めたいものです。婚約指輪は両家顔合わせや結納の際に披露すると親から喜ばれるので、間に合わせたいなら納期を逆算して準備を始めましょう。
3.結納または両家顔合わせ
日本で古くから行われてきた婚姻の儀式を結納と言います。両家の親と仲人が参加し、結納品を交換し合うのが主な内容です。仲人がふたりの自宅を行き来して結納品のやりとりをする方式を正式結納、仲人を立てずホテルや料亭などに両家が集まる方式を略式結納と呼びます。
近年では、結納より自由度の高い顔合わせスタイルを選ぶカップルも増えています。両家の家族が集まり、料亭やホテルのレストランなどで食事会を開いて親睦を深めるスタイルです。どんな形式で行うかは結婚の挨拶などの際に親にも意見を聞いておき、なごやかに執り行えるように調整しておきましょう。
4.結婚式場探し
後悔の残らない結婚式を行うには、早めの行動がカギ。気になる結婚式場を見つけたら、積極的にブライダルフェアに参加するのがおすすめです。ブライダルフェアとは、挙式や披露宴会場の見学、料理の試食、ウエディングドレスの試着などができるイベントです。実際の結婚式の雰囲気を体感でき、当日のイメージを掴みやすくなります。あわせてゲストのリストアップや演出の選定、引出物選びなど、計画的に結婚式準備を進めていきましょう。
5.友人や職場の人への結婚報告
親しい友人には、結婚が決まったら早めに報告しておくのがおすすめです。結婚式の招待状送付のタイミングが結婚式の1〜2ヵ月前くらいなので、結婚式に呼ぶ予定の人には遅くとも3ヵ月前までには伝えておくと良いでしょう。
職場では、まず直属の上司に報告し、その後先輩や同僚に伝えるのがマナーとされています。結婚により苗字が変わる場合は、会社内で各種手続きが必要となるため、遅くとも1ヵ月くらい前には人事部などの関係部署にも報告しておいてください。
6.結婚式・婚姻届提出
準備が整ったらいよいよ結婚式本番を迎え、婚姻届を提出して晴れて夫婦となります。結婚式とは別の日に入籍する場合は、ふたりで出かけたり記念写真をとったりして、想い出深い入籍日となるようなイベントを行うカップルがよく見られます。婚姻届の提出にはいくつか用意が必要な書類があるため、入籍希望日に間に合うように早めに揃えておきましょう。
- 婚姻届の用紙(証人欄に記入済みのもの)
- 本人確認書類
- 戸籍謄(抄)本
- 旧姓の印鑑
詳しい持ち物や書類の取り寄せ方については、役所のホームページなどで確認できます。
7.新居への引越し・各種手続き
結婚を機に引っ越しをする場合は、引っ越し準備に入ります。結婚式準備と同時に行うこともできますが、落ち着いて準備を進めたいなら結婚式後のタイミングで引っ越しを考えるのがおすすめです。入籍や転居に伴い各種手続きが必要になるので、順次対応してきましょう。
- 転出・転入届(※期限があるので要注意)
- 郵便物の転送届
- 運転免許証
- パスポート
- 携帯電話
- 保険
- 電気・水道・ガス
- クレジットカード・キャッシュカード
- マイナンバーカード など
プロポーズされた時によくあるQ&A
「プロポーズされたけどまだ少し悩んでいる」「すぐにでも結婚したい!」など、状況によって気持ちは人それぞれ。プロポーズされた際に、よくある疑問を紹介します。
返事に悩んでいる場合はどうすればいい?
「いつか彼と結婚したいけれど、もう少し仕事に集中していたい」「彼のことは好きだけど、結婚となると少し不安」など、プロポーズの返事に迷う人もいるでしょう。返事を保留にしたい場合は、「1週間待ってほしい」など、保留にしたい具体的な期間と、悩んでいる理由を伝えると誠意が表せます。
心が決まって彼に返事をする時は、曖昧な表現はさけてしっかりと自分の気持ちを伝えてください。イエスでもノーでも、相手の気持ちを尊重して誠実に向き合うことが大切です。
プロポーズされたら婚姻届をすぐに出してもいい?
婚姻届はいつ提出しても構いません。ただし、婚姻届を出した後は氏名変更の手続きなどが必要になり慌ただしくなるので、おすすめのタイミングは周囲の人への挨拶や結婚式の準備が一通り落ち着いてからです。引っ越しを予定しているなら、引越しのタイミングと合わせると転居届・転入届と一緒に婚姻届を提出できるのでスムーズです。各種証明書の名義と住所変更も同時に行えます。
結婚式の準備はいつから始めるのがベスト?
希望日の6ヵ月以上前から結婚式場を探し始めるカップルが多いようです。特に結婚式にこだわりがある場合は、余裕を持って1年前くらいから探し始めると希望が叶いやすいでしょう。まずは結婚式場選びと結婚式の具体的な内容をふたりで決めていき、結婚式場との本格的な打ち合わせは3〜4ヵ月前くらいから始まるのが一般的です。
プロポーズされたらアルカンシエルのブライダルフェアへ
撮影:アルカンシエル luxe mariage 名古屋
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プロポーズされたらふたりで協力して一歩ずつ進んでいこう
プロポーズされたら、まずは結婚観についてふたりで話し合い、ふたりの意思が固まってから実際に結婚に向けての準備を始めます。理想の結婚式や新生活を迎えるためには、ふたりで協力しながら1つずつクリアしていくことが大切です。今回紹介した流れは一例となるので、ふたりでベストなタイミングを見極めて進めていきましょう。