ウエディンググローブをつける意味
まずはウエディンググローブをつける意味について解説。ウエディンググローブには肌の露出を控えるという意味や花嫁の無垢を表すという意味があります。
肌の露出を控えるため
ひとつは、神聖な結婚式で肌の露出を抑えるためです。フォーマルな場においては、肌の露出を控えるのがマナーですが、ドレスの中には肩や腕などを露出したデザインが多いもの。グローブを腕につけることによって露出を抑えられます。
花嫁の無垢を表すため
もうひとつは、花嫁という存在が汚れておらず無垢であることを表すためです。グローブをつけることは、汚れから花嫁を守ることを指します。そして、挙式の指輪交換の際にグローブを取るのは、「これからはあなたのものになる」という意味が込められているからです。
ウエディンググローブの種類
次にウエディンググローブの種類について詳しく見ていきましょう。ウエディンググローブの長さ・素材・形・色といった特徴別に解説します。
【長さ】ロング/ミディアム/ショート
ウエディンググローブの長さは、ロング・ミディアム・ショートの3種類です。
種類 |
特徴 |
ロング |
肘上丈で長さは50センチ以上 |
ミディアム |
肘下丈で長さは40センチ前後 |
ショート |
手首までの長さで18センチ前後 |
丈が長いほどフォーマルで、短いほどカジュアルな雰囲気に。基本的には、ドレスの袖の長さとのバランスを考えてグローブの長さを決めると、美しく仕上がりやすいです。
【素材】サテン/オーガンジー/レース
ウエディンググローブの素材は、サテン・オーガンジー・レースの3種類です。
種類 |
特徴 |
サテン |
・グローブの定番素材で、光沢がある ・上品で、格式高いホテルや教会での式に向いている
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オーガンジー |
・透け感のある平織の生地
・やわらかく可愛い印象
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レース |
・糸で透かし模様を作り上げたもの ・ゴージャスな印象
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着用するドレスの素材とグローブの素材を合わせるのがポイントです。
【形】手袋タイプ/フィンガーレスタイプ
グローブの形は、手袋タイプとフィンガーレスタイプの2種類です。
種類 |
特徴 |
手袋タイプ |
・指先が5本指に分かれている基本の形 ・オーソドックスであり、特に厳粛な雰囲気のある式場で結婚式を挙げる場合は、露出を抑えるという意味でもおすすめ
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フィンガーレスタイプ |
・指先が開いたデザイン・生地は手の甲のあたりまでしかない ・カジュアルな結婚式、指先のネイルを見せたい・グローブをしたまま指輪交換をしたい人に人気
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格式高い結婚式場では、露出を控えるため手袋タイプを推奨されることがあります。フィンガーレスタイプを使いたい場合は、事前に使える式場かどうかを確認しておきましょう。
【色】ホワイト/オフホワイト/アイボリー
グローブの色は、ホワイト・オフホワイト・アイボリーの3種類です。
種類 |
特徴 |
ホワイト |
真っ白/純白 |
オフホワイト |
少しやわらかみのある白 |
アイボリー |
黄味がかった白 |
着用するウエディングドレスの色味と同じものを選ぶのがポイントです。ウエディングドレスは真っ白とは限らないので、色味をよくチェックしてくださいね。
【ドレス別】ウエディンググローブの選び方
ここからは、着用するウエディングドレスに合わせたウエディンググローブの選び方を解説します。ウエディンググローブはウエディングドレスとの相性がとても大切です。自分がどのようなドレスを着るのかに合わせて選んでくださいね。
【露出度が高めのドレス】ロングタイプのグローブ
首〜デコルテまで露出している、ビスチェタイプやタンクトップタイプといった露出度高めのドレスには、ロングタイプのグローブがぴったりです。二の腕から指先までグローブで覆うことで、露出部分を調整できます。上品な印象を与えるだけでなく、腕を細く・長く見せる効果も期待できるでしょう。
【短めの袖付きドレス】ミディアム丈のグローブ
オフショルダーなど短い袖付きのドレスには、肘下丈のミディアムタイプのグローブが似合います。どうしても二の腕部分を隠したければロング丈でも良いですが、ミディアム丈の方がバランス良く見えるでしょう。グローブがしわになりにくく見た目が美しい点も、ミディアム丈グローブの魅力です。
【長袖ドレス・半袖ドレス】ショート丈のグローブ
7分丈〜長袖など、袖が長めのドレスにはショート丈のグローブがおすすめです。短い丈のグローブをつけることで、露出部分のバランスが取れます。その他、半袖丈などカジュアルなドレスにも似合うでしょう。半袖丈ドレスとショート丈グローブの組み合わせはカジュアル感が増すので、厳かな雰囲気の教会式などでは避けてください。
【光沢感のあるドレス】サテンのグローブ
光沢感のあるサテン生地のドレスやレース生地と相性が良いのが、サテンのグローブ。上品な印象に仕上がります。ロングタイプのサテン生地グローブを使う場合は、伸縮性のある生地のものを選ぶと、指や腕を動かしやすいです。
【軽やかな印象のドレス】オーガンジーのグローブ
オーガンジー、シフォン、レースなど軽やかな印象のドレスには、オーガンジーのグローブを合わせると良いでしょう。涼しげでかわいらしい印象に仕上がります。軽めの素材は、教会式などの厳かな雰囲気には不向きなので避けてください。
【装飾付きドレス】レースのグローブ
装飾が華やかなドレスには、レースのグローブがおすすめ。華やか且つゴージャスな印象に仕上がります。レースが取り入れられたウエディングドレスと合わせれば、統一感を出せますよ。
おすすめのウエディンググローブ
最後に、結婚式におすすめのウエディンググローブを紹介します。上記で紹介した種類に加えデザインも豊富なので、ぜひコーディネートの参考にしてくださいね。
【厳かな雰囲気に】王道のサテン生地ロンググローブ
サテン生地のロンググローブといった定番デザイン。アイボリーの色味が、レースが施されたドレスやグローブの華やかさ・上品さを際立たせています。王道のサテンロンググローブなら、厳かな教会式や格式高いホテルでの結婚式など、幅広く使えるでしょう。
【ウエディングドレスとの一体感を演出】総レースのグローブ
総レースのミディアムグローブです。レースの模様が細かく華やかな印象を与えます。ドレスやベールにレース模様が施されていれば、バランスが良くコーディネートができ、加えてゴージャス感を際立たせられるでしょう。
【やわらかい印象のドレス姿に】オーガンジーのグローブ
ショート丈のオーガンジーのグローブです。グローブの手首部分にはレースの装飾が施されており、ゴージャスでエレガントな雰囲気に。手首部分のスカラップデザインによって、女性らしさがよりアップします。
【手元を美しく引き立てる】フィンガーレスのグローブ
レースの装飾が特徴的なフィンガーレスタイプのグローブ。指先に塗られたネイルがより際立ちます。レースのエレガントさ、フィンガーレスのカジュアル感、2つの要素が組み合わさったデザインです。
自分に似合うウエディンググローブを見つけて、美しい花嫁姿に
ウエディンググローブは、ドレスと一緒に組み合わせてコーディネートを楽しめるアイテムのひとつ。ウエディンググローブの長さや形、素材などの種類にこだわって選んでみませんか。当日は自分にぴったりの衣裳で、ゲストに感謝の気持ちを伝えましょう。
アルカンシエルでは、ブライダルフェアから専属プロデューサーが会場案内などの対応を丁寧に行っている他、おふたりらしい最高の1日を創り上げるべく結婚式への想いをお伺いしております。また、ブライダルフェアではフォトスポットを実際に見てまわったり、式場によっては、ドレスやグローブなどを取りそろえた衣裳サロンの見学をしたりなどが可能です。ぜひ、ブライダルフェアで実際の雰囲気を体感しに来てくださいね。