結婚式の二次会幹事は誰に依頼するか
結婚式の二次会幹事は、二次会準備や進行、お金の管理などの役割があるので、信頼のおける人にお願いするのが良いでしょう。二次会幹事を具体的に誰に依頼すべきなのかとともに、依頼する人数に関しても解説します。
親しい友人に依頼する
二次会幹事は新郎新婦の親しい友人に依頼する人が多いです。親しい間柄であればお互いに希望や意見を言いやすいので、気持ち良く準備を進められるというメリットもあります。また、信頼している友人ならお金の管理も安心して任せられます。
職場の同僚や後輩に依頼する
職場の同僚や後輩に依頼するパターンも多く、特に職場結婚のカップルによく見られます。職場の同僚・後輩であれば、職場で会う機会も多いので、事前打ち合わせが行いやすく、限られた準備期間の中で、スムーズな進行を行うことが出来ます。
ただし、職場の上司や先輩にお願いすると、気を遣ってしまい、意見や希望を伝えづらくなる一面も。気心知れた仲間に依頼するのが良いでしょう。
依頼する人数は4人前後
二次会幹事は新郎新婦どちら側のゲストにも楽しんでもらえるよう、新郎側・新婦側で各2名ほどお願いし、4名程度のグループで行ってもらうのがおすすめ。
なお、二次会幹事は当日までにさまざまな準備があるため、仕事や子育てなどで多忙な人には負担になってしまう場合も。依頼する人の忙しさにも配慮しながらお願いしましょう。
結婚式二次会幹事の依頼方法
二次会幹事をお願いしたい人を決めたら、本人への依頼を行います。その際、依頼したい内容をしっかりと伝えることが大切。ここでは、具体的な依頼方法を解説します。
早い時期に直接会って依頼する
二次会幹事の仕事はプログラム作成、会場との打ち合わせ、必要な物品用意など多岐にわたります。そのため、できる限り早い時期に依頼することが大切です。理想は4~5ヵ月前、遅くとも3ヵ月前までには依頼すると良いでしょう。二次会幹事には、当日に向けた準備に多くの時間を割いてもらうことになるので、直接会って依頼するのがベストです。ただし、どうしても直接会うことが難しい場合は電話やメールなどで丁寧に伝えましょう。
依頼したい内容を具体的に伝える
二次会幹事を依頼するときは、何をどのようにお願いしたいのか依頼内容をはっきり伝えることも重要です。例えば、依頼内容には下記のようなことがあります。
- 会場選び
- 招待客リスト作成と招待状送付
- プログラム検討
- 会場との打ち合わせ
- 物品の用意
すべてを幹事にお願いする場合もあれば、一部を新郎新婦が行うケースもあります。特に、①②は新郎新婦側で行うとスムーズな場合も。当日に向けて、新郎新婦と二次会幹事で綿密にやり取りし、抜け漏れが無いようにしましょう。
結婚式の二次会幹事へのお礼方法
二次会のために時間をかけてくれる二次会幹事へのお礼は必須です。それではどのようなお礼をすれば良いのか解説します。
二次会会費は無料
幹事の二次会会費は無料にするのが一般的です。二次会までの準備に奮闘してくれていることや、二次会当日は会の進行や管理で落ち着いて飲食ができない場合が多いため、幹事から会費はもらいません。
謝礼・ギフト・食事会などをプラスして感謝を伝える
二次会会費無料の他に、お礼を用意すると良いでしょう。例えば、謝礼として現金を渡すのも方法の1つ。謝礼の相場は5,000~10,000円ほどです。ただし、あくまでも新郎新婦からの「感謝の気持ち」なので、この相場を上回る、あるいは下回っても問題ありません。幹事の仕事量のバランスをみながら検討すると良いでしょう。
また、ギフトをお礼として渡す方法もあります。食事券やテーマパークのチケットなどを贈ったり、新婚旅行のお土産で少し良い物を渡したりするパターンも多いようです。その他、お礼として食事会を開催することも。二次会幹事は、当日にゆっくり飲食を楽しんでもらうことが難しいため、その変わりとして、食事会を開き感謝を伝えるのも良いでしょう。
なお、お礼を現金やギフトとして渡す場合には二次会終了後、できれば当日がベストです。新婚旅行のお土産を渡したりするなら、帰ってきてからあまり時間を空けずに渡してください。また、食事会を開催する場合は、二次会当日から1ヵ月以内を目安にすると良いでしょう。
結婚式の二次会会場を選ぶポイント
二次会会場の手配は、幹事に依頼することもありますが、会場への強いこだわりや要望がある場合には、新郎新婦側で手配を行うとスムーズです。ここでは、二次会会場を選ぶ際のポイントなどを紹介します。
二次会の内容やスタイルで選ぶ
会場選びの際は、二次会の内容やスタイルを意識しながら選ぶのがポイント。二次会の多くは飲食を伴うため、気軽に飲食を楽しめるカフェやバーが会場として人気です。会場を絞り込んでいく際、収容人数とともに、テーブルへの着席スタイルにするのか、立食形式にするのかを最初に決めておくことで、スムーズな検討ができます。
また、余興(ダンスや演奏など)やスクリーンを使用した映像上演など、予定している二次会のプログラムを行えるスペースや設備が整っているのかも確認すべきポイントです。二次会候補会場のホームページに掲載されている写真や動画だけでは、会場の雰囲気や広さを把握しづらいので、実際に会場まで足を運んで確認することをおすすめします。
アクセスのしやすさで選ぶ
アクセスのしやすさも必ずチェックしましょう。特に、結婚式会場から二次会会場へのアクセスの良さは考慮したいポイント。双方の距離が遠い場合には、両方に参加するゲストが披露宴のお開き後から二次会開始までの時間に、余裕をもって移動が出来るか否かを確認することを忘れずに。
新婦の着用衣裳との相性もチェック
意外と盲点なのが、新婦が二次会で着用する衣裳と会場の相性です。
披露宴で着用したウエディングドレスをそのまま二次会で着用する場合、会場内をウエディングドレスで歩くスペースが確保できるかを確認。また、ドレス着用の場合は、靴を脱ぐようなお店は不向きのことが多いので注意しましょう。
さらに、二次会終了後に、着用衣裳を着替えるスペースが確保できるかもチェック。ウエディングドレスを着たまま、結婚式場から二次会会場に向かうことは可能ですが、二次会からの帰宅時や三次会へ行く場合はドレスから着替えるため、二次会会場で着替えスペースを確保できるかは重要なポイントです。
遅くても結婚式二次会の4ヵ月前には会場の予約を
二次会会場は遅くても4ヵ月前頃までには予約しておくのが良いでしょう。人気のお店は予約が埋まりやすいので早めの予約をおすすめします。
結婚式の二次会での花嫁の衣裳・髪型のポイント
二次会の進行を幹事にお任せし、自らは結婚式の準備に夢中になっていると、つい忘れがちになってしまうのが、花嫁自身の二次会の装い。幹事が一生懸命作り上げてくれた二次会で、参加してくれたゲストに素敵な姿をお披露目できるように、ここでは、二次会での花嫁の衣裳・髪型のポイントを紹介します。
結婚式よりカジュアルな衣裳もOK
二次会は結婚式よりカジュアルな会なので、花嫁の衣裳もややカジュアルでも大丈夫です。ミニ丈のウエディングドレスなども人気があります。二次会会場は結婚式場ほどの広さがないパターンも多く、またドレスの裾などをさばく人などもいないため、動きやすさも考慮しましょう。
髪型の雰囲気をガラリと変えたいならフルチェンジも
二次会時には髪型をチェンジして異なる雰囲気を楽しむ花嫁も多く見られます。披露宴でアップスタイルの髪型だった場合には、フルチェンジしてダウンスタイルにするのも良いですね。二次会で着用する衣裳との相性も考えながらヘアスタイルを検討しましょう。
アルカンシエルの二次会プラン
撮影:アルカンシエル横浜 luxe mariage
アルカンシエルでは結婚式を挙げた新郎新婦を対象に、披露宴会場でそのまま二次会を開催することが可能です。会場の装飾は引き続き使用可能で、二次会分の装飾追加費用はかかりません。ウエディングドレスやブーケもそのまま使用できます。
また、会場の空き状況によっては、披露宴会場とは異なる会場を使用できる場合もあります。結婚式の後に、二次会会場まで移動する必要がないので、披露宴から二次会に参加するゲストにとってのメリットも。
二次会の運営に関しても、慣れている式場スタッフがサポートするため、幹事にとっても事前打ち合わせや当日の進行をスムーズに行うことができ、心強いでしょう。
二次会に関する取り扱いやプランは式場によって異なるので、各式場に確認してみてくださいね。
結婚式の二次会幹事への感謝の気持ちを忘れずに準備を進めよう
二次会幹事の仕事は非常に多く、また準備に費やす時間も長くなります。結婚式二次会のために役割を引き受け、力を貸してくれる幹事への感謝の気持ちを忘れずに、依頼からお礼までを行いましょう。また、二次会の会場選びや二次会での着用衣裳に関しては、新郎新婦のこだわりを詰め込むのもおすすめ。幹事と協力しながら、新郎新婦も幹事もゲストも皆が楽しめる素敵な二次会を作ってくださいね。
コロナ禍で結婚式の二次会を実施する場合、食事提供に関しても気になるところ。以下リンクにて、コロナ禍における結婚式の食事対策のポイントを紹介しているので、二次会の会場を検討する際にも、ぜひ参考にしてみてくださいね。