【結婚式】余興で新郎新婦を感動させたい!アイディアと準備するものを紹介
結婚式の余興を頼まれたら、しっかりと準備をして新郎新婦が感動するような演出をしたいですよね。この記事では、余興の準備のポイントや感動を誘う余興アイディア、余興を準備する時に心がけたいマナーについて紹介します。あわせて、感動する余興として人気のムービー作成の手順についても見ていきましょう。
【結婚式】余興の準備をスムーズにするためのポイント
新郎新婦に余興を頼まれたら、何をすれば良いか、どのような段取りで準備をするべきか悩みますよね。まずは、余興の準備をスムーズにするためのポイントを紹介します。
新郎新婦の希望に沿って余興やメンバーを決める
余興を頼まれたら、準備を始める前に新郎新婦にどんな余興が良いか希望を聞きましょう。感動系か盛り上がり系かなどの希望がわかれば、内容を詰めやすいです。余興をするにあたり、メンバー集めが必要な場合は、新郎新婦から候補の人を出してもらうと良いでしょう。ゲスト側で決める場合も、メンバーの顔触れを伝えておくことが大切です。
新郎新婦や結婚式場のスタッフと打ち合わせをする
余興の内容を決めたらまずは電話やメールなどで式場スタッフに連絡をとり相談をしましょう。必要であれば直接結婚式場に出向き打ち合わせをします。ダンスの余興の場合は、踊りに必要な広さや控室の有無を確認しましょう。歌や演奏の演出なら、カラオケの機器やピアノ、アンプの使用などができるかをチェックしてください。映像は、作成の形式や納期などについて聞いておくと、スムーズに準備ができます。新郎新婦にサプライズで演出する場合は、特に式場スタッフとの打ち合わせが不可欠です。
準備は早くから始める
新郎新婦から先に余興の依頼について打診があり、その後招待状で正式に余興の依頼が届くのは、結婚式の2か月ぐらい前です。余興の内容を新郎新婦と結婚式会場に確認してもらったら、さっそく準備に取りかかりましょう。練習が必要だったり、準備に時間がかかったりする演出は、早くからの準備を心がけてくださいね。
【結婚式】新郎新婦が感動する余興の準備で心がけたいマナー
余興の演出をする際は、結婚式でふさわしくないことを避け、他の余興に影響を及ぼさないようにすることが大切です。次に余興を準備する時に心がけたいマナーについて、確認しておきましょう。
結婚式にふさわしくない言葉は避ける
スピーチや手紙、使う曲の歌詞などに、結婚式にふさわしくない忌み言葉が含まれていないか気を付けましょう。例えば、「別れる」「切る」のような別れを連想させるもの、「繰り返す」「再び」など再婚を連想させるもの、「苦しい」「悲しい」などの不幸を感じさせるものなど、結婚式での使用は好ましくない言葉がたくさんあるので、確認してから準備を進めてください。
内輪だけの内容や下品な演出は避ける
盛り上がりを意識するあまりに、余興の内容が偏りすぎるとゲストみんなで楽しめないことも。結婚式には新郎新婦の親族を始め、会社の上司など多くのゲストが出席しています。そのため、内輪だけでわかるような内容や下品な内容は避けてください。たとえウケ狙いだとしても、昔の恋人について触れることもマナー違反です。余興前のお酒の飲みすぎなどにも注意しましょう。
決められた時間を守る
披露宴の進行は分単位で決まっており、2~3時間ですべての演出を終えるように計画されています。決められた時間を超えて続けると、他の演出に影響が出るため、時間内に収まるように注意しましょう。
【結婚式】新郎新婦が感動する余興アイディア
余興の準備の流れやスムーズに進めるポイントがわかったら、次に余興アイディアを見てみましょう。定番の余興のなかでも、新郎新婦やゲストが感動するようなアイディアを紹介します。
心に響く生演奏&歌
歌や楽器の演奏が得意な人は、ぜひその腕前を披露して音楽で祝福の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。新郎新婦のエピソードを入れた替え歌で、会場を盛り上げるのも良いですが、結婚式にピッタリな感動系の曲もおすすめです。新郎または新婦が歌や楽器を得意とする場合、サプライズで参加してもらう演出も会場が盛り上がりますよ。
感動を呼ぶ完成度の高いダンス
ダンスも披露宴が盛り上がる演出の1つです。フラッシュモブでは、ゲストが突然踊りだしたり、新郎が新婦をお姫様抱っこしたりと、思いがけない展開になり会場も盛り上がるでしょう。花嫁が途中から友人達の余興に飛び入り参加するといったアイディアもあります。練習を重ねた完成度が高い演出を見れば、新郎新婦やゲストも感動するはずです。
ただし、着替えなどの準備が大掛かりになりすぎると、余興の前後で離席する時間が長くなってしまうため注意が必要です。使える時間や着替えの場所などを式場スタッフと相談しながら、準備を行ってくださいね。
スケッチブックリレーで感動ムービー
映像の上映も人気の余興の1つ。映像を準備しておけば、当日は上映してもらうだけなので、人前での余興が苦手な人にもおすすめです。スケッチブックを利用して、当日出席できなかった友人や親戚にメッセージを書いてもらい、次の人に手渡しているように編集した「スケッチブックリレー」のムービーも人気があります。多くの人からのお祝いの言葉と、手の込んだ編集に新郎新婦も感動するでしょう。
【結婚式】余興ムービーの作り方
映像やテロップ、BGMを使うムービーは、お祝いのメッセージが伝わりやすく感動させる余興としてもピッタリ。作り方の手順さえ押さえておけば、スムーズに準備を進められます。次に余興ムービーを作るための手順を見ていきましょう。
①余興ムービーの構成を作る
まずは、感動系、ドラマや映画のパロディー風などどんな方向性にするのか、ムービー作成に携わるメンバーと話し合ってください。当日のゲストの顔ぶれや会場の雰囲気も考えて構成を練ると良いでしょう。映像が長くなるとスケジュールが押してしまうため、5~8分程度に収まる内容にすることが大切です。
②ムービー作成のツールを準備する
動画を撮影するためのカメラ(ビデオカメラ・デジカメ・スマホなど)や三脚を準備する必要があります。動画編集ソフトやアプリをダウンロードし、使い方もチェックしておくと安心です。使用するBGMは著作権を確認してから決めましょう。
③撮影する
段取りよく進めるために、出演者にはどんな内容の動画にしたいのか具体的に伝えておくことが大切です。サンプルの映像があれば共有しておくとわかりやすいでしょう。お祝いのメッセージなどは、出演者に大きい声ではっきりと話してもらうと聞き取りやすい動画になります。
④編集する
撮影が終わったら一本の映像になるように編集します。パソコンで編集する場合は、動画や写真をパソコンに取り込み、ソフトを使って構成通りにつなげていきます。スマホアプリでも編集が可能です。テロップやBGMを入れれば、効果的に仕上がりますよ。ただし、テロップも忌み言葉を含まないように注意が必要です。完成した映像は、DVDの形で持ち込むのか、USBでも良いのかなど結婚式場に確認して準備しましょう。
⑤結婚式場に納品する
当日のトラブルを避けるために、事前に結婚式場で上映できるか確認することおすすめします。字幕が読めるか音声やBGMがきちんと聞こえるかなども要チェック。当日と同じ環境で無事に確認できたら、ムービー作成の作業は完了です。
【結婚式】マナーやコツをおさえて感動する余興を準備しよう
結婚式の余興は、新郎新婦の希望を聞き、結婚式会場と打ち合わせしながら準備を進めることが大切です。新郎新婦だけでなくゲストへのマナーも配慮し、会場のみんなが感動する余興を準備してくださいね。