結婚式前日にやるべき・避けるべきこととは?一緒に過ごす相手やおすすめの過ごし方も
少しずつ進めてきた結婚式の準備もいよいよ大詰め。自分達らしい1日になるよう、前日にやるべきことを確認しておくと安心です。この記事では、結婚式の前日に『やるべき』『避けるべき』ことを始め、前日に過ごす相手やおすすめの過ごし方、ぐっすり眠れる方法も紹介します。結婚式の前日に有意義な時間を過ごすための参考にしてくださいね。
結婚式の前日に『やるべきこと』5つ
結婚式の前日は慌てて準備せずに、必要な物の最終確認と関係者や親への挨拶だけにしておくことがポイント。スピーチや結婚式の流れをチェックし、自分のケアをして次の日に備えましょう。まずは、結婚式の前日に『やるべきこと』を紹介します。
結婚式場に搬入物の到着を確認する
衣裳や引出物、プチギフトなどの搬入物が結婚式場に到着しているかを最終確認します。外部から手配した物がある場合、それらが到着しているかも要チェック。ウエルカムボードやゲストブックなど受付の装飾に必要なもの、手作りのペーパーアイテムなども含め、前日までに搬入するアイテムのリストを作っておくとチェックしやすいです。数日前から預かってくれる結婚式場もあるので相談してみてください。
当日の持ち物を確認する
結婚式当日は、結婚指輪などのジュエリー、親への手紙や記念品、携帯など持参する物が数多くあります。そのため持参品のリストも早めに作り、前日には最終確認するだけにしておくことをおすすめします。新郎・新婦がそれぞれにチェックできるリストを作っておくと便利です。
当日手伝ってくれるゲストへの謝礼や遠方から来るゲストへのお車代、スタッフへの心付けなどがきちんと準備できているかも確認しましょう。事前に新札を準備して、金額によってポチ袋やご祝儀袋に分けて入れておくことも忘れずに。当日足りなかった時にも対応できるように、少し多めに用意しておきましょう。
親・ゲスト・スタッフに挨拶をする
結婚式の前日は、自分の親へ挨拶をして感謝の気持ちを伝えたいものです。結婚式当日はあわただしくきちんとした挨拶ができない場合も。結婚しても親子であることは変わりはありませんが、挨拶をすることで、新しい家族を作っていくけじめとなります。
また、当日お世話になるゲストやスタッフにも連絡を入れると丁寧です。「明日はよろしくお願いします」と一言電話で連絡するか、相手が忙しいようであればメールで挨拶のメッセージを送りましょう。
<連絡を入れる人>
- 媒酌人
- 主賓
- 受付・乾杯の挨拶・スピーチ・余興をしてくれるゲスト
- 司会・結婚式場のスタッフ(ウエディングプロデューサー)
- 遠方から参列してくれるゲスト
- 高齢者や妊婦、子ども連れなど配慮が必要なゲスト
ウエルカムスピーチや謝辞を確認する
ウエルカムスピーチや謝辞を述べる新郎は、前日にスピーチ内容やメモの準備を確認しましょう。練習を重ねれば緊張しにくくなります。また、結婚式の流れをもう一度チェックしておくと安心です。
スキンケア・ヘアケア・ボディケアをする
結婚式前日は使い慣れた化粧品でケアを行い、髪の毛のパサつき、ボディの乾燥、ムダ毛なども最終チェック。肌が荒れたり、目の下にクマができたりしないよう十分に睡眠をとることも大事です。前日にネイルサロンでネイルをする場合は、早めに予約しておくことをおすすめします。花嫁だけでなく、新郎もヘアスタイルやヒゲ、眉毛などをチェックしましょう。
結婚式の前日に『避けるべきこと』3つ
結婚式への影響を考えると、前日にシェービングや手紙を書くこと、お酒の飲みすぎなどは避けるのが無難です。次は結婚式の前日に避けるべきことと、その理由をチェックしておきましょう。
エステやシェービングをする
結婚式の前日にエステを受けると疲れてしまったり、シェービングにより肌荒れが起きたりする可能性がゼロではありません。カミソリを使うレザーシェービングは3日前までに、負担が軽めの電気シェーバーによるソフトシェービングは、1日~2日前に済ませるのがおすすめです。1ヵ月ぐらい前に一度シェービングを試しておくと、肌の状態や毛が生える日数が分かります。
親へ手紙を書く
結婚式で親に贈る感謝の手紙を前日に書くのも避けたいことです。結婚式の前日は気持ちが高ぶるあまりに、泣いて目が腫れてしまったり、文章がまとまらなかったりすることも。もう少し早い段階で、冷静な時に手紙を書いておきましょう。
お酒を飲みすぎる
前日にお酒を飲みすぎないようにすることも大切です。結婚式の前日は友人などからお祝いの誘いがあることも。多少の飲酒は問題ありませんが、飲みすぎてしまうと次の日に二日酔いで体調不良になったり、寝坊してしまったりと結婚式に影響が及ぶかもしれません。お祝いの誘いがあった場合は、結婚式の一週間以上前か結婚式後に日程を変更してもらい、また自宅で飲む量も控えましょう。
結婚式の前日に過ごす相手とおすすめの過ごし方
独身最後の日として、誰とどのように過ごすのかも決めておくと充実した1日になります。次に結婚式の前日に過ごす相手とおすすめの過ごし方を紹介します。
親と普通の時間を過ごす
結婚式の前日は、親と一緒に普通の時間を過ごすと良い思い出に。特別なことはせずとも、母親と話をしたり、父親とバージンロードを歩くリハーサルをしたりして、一緒に過ごすだけでも感慨深い時間になるはず。時間が取れるようであれば、義理の親へ挨拶に行くのも良いでしょう。
家族みんなで食事をする
親兄弟で集まり家族みんなで食事をするのもおすすめです。食後に幼い頃の写真やホームビデオを見れば、家族で過ごした思い出で話が弾み、楽しい時間が過ごせます。結婚後は新しい家族を築くことになるので、結婚前の最後の集まりとして1つの区切りとなるでしょう。
パートナーとロマンティックな前夜を過ごす
結婚式の前夜は、パートナーと過ごすカップルも多いようです。結婚式場があるホテルのスイートルームに宿泊したり、景色のキレイなレストランでディナーを楽しんだりと、恋人同士としての最後の夜を過ごすのもロマンティック。どんな家庭を築きたいか、未来のことを語り合うのも有意義な時間の過ごし方です。
結婚式の前日にぐっすり眠る方法
結婚式の前日は、次の日に備えて睡眠を十分に取ることが大切です。しかし、緊張してなかなか寝付けない人もいるかもしれません。最後に、結婚式の前日にぐっすり眠る方法を紹介します。
ぬるめのお湯に浸かる
結婚前日はぐっすり眠るために、ぬるめのお湯に浸かってリラックスしましょう。寝る前の1時間~2時間前に入ると、体温が下がったタイミングで眠くなり、深い眠りにつきやすいです。ぐっすり眠れると次の日のコンディションも良くなります。
深呼吸とストレッチをする
緊張して眠れない時には、深呼吸&ストレッチをしてみましょう。鼻から息を吸い、ゆっくり吐くと気持ちも落ち着いてきます。ベッドの上や椅子に座りながら、足やつま先を伸ばしたり、肩を上げ下げするだけでも体がほぐれます。
スマホやPCの使用を控える
寝る前はスマホやタブレットの使用を控えめに。これらの機器が発する光は睡眠の妨げになると言われています。ハラハラするような動画は、神経が高ぶり眠れなくなる可能性があるので見るのは避けましょう。ベッドに入って目を閉じ、心を落ち着かせてゆっくりと体を休めてください。
結婚式の前日にやるべき・避けるべきことを知り、最高の1日を迎えよう
結婚式前日は最終確認をしたら、次の日に影響を与えることは避け、十分に睡眠がとれるようにリラックスして過ごしましょう。独身最後の日として、親や家族、パートナーと思い出の時間を作る過ごし方もおすすめです。有意義な時間を過ごして、次の日の本番へ望んでくださいね。