チャペルで行われる結婚式とは？
チャペルで行う結婚式は「チャペルウエディング」とも呼ばれ、キリスト教に則った結婚式を指しており、神に対してふたりの愛を誓います。キリスト教の宗派は、プロテスタントとカトリックの2種類。ホテルや結婚式場に併設されているチャペルで行う結婚式はプロテスタントです。プロテスタントの場合は司式者が牧師で、信仰している宗教に関係なく誰でも行えます。
チャペルで挙げる結婚式の魅力3つ
次に、チャペルで結婚式を挙げる魅力を3つ紹介します。チャペルならではの空間や演出によって、雰囲気ある結婚式が挙げられるでしょう。
映画のような厳かな雰囲気の中で結婚式を挙げられる
チャペルでの結婚式は、厳かな雰囲気を味わえます。ステンドグラスから差し込む光や、パイプオルガンの音が流れる厳かな雰囲気に包まれて祭壇まで進む姿は、まるで映画のワンシーンのよう。
また、ふたりだけでなく参列者も厳かな雰囲気を感じられるのも魅力。衣裳や小物をチャペルに合わせたものにすれば、より雰囲気が出るでしょう。
家族の絆を感じられる演出ができる
チャペルで行う結婚式では、ベールダウンをしてもらったりバージンロードを一緒に歩いたりなど、家族の絆をより感じられる演出ができます。ベールダウンとは、邪悪なものから花嫁を守るためにベールをおろす儀式のこと。花嫁の母や祖母、姉妹など女性の家族が行うことが多いです。
バージンロードとは、花嫁の人生を表した道のことです。花嫁の父をはじめ、家族や、伯父(叔父)など、これまで自分を大切にしてくれた人とバージンロードを歩き、祭壇にいる新郎の元へ向かいます。これらの儀式は、大切な家族に「ありがとう」とこれまでの感謝を伝えることができ、結婚式のなかでも感動的なシーンになります。
オリジナルの演出で、自分達らしい結婚式を挙げられる
オリジナルの演出を追加すれば、より自分達らしい結婚式を挙げられます。下記の演出例を参考にしてみてくださいね。
【演出例】
- 後方〜前方のゲストが持つリボンに指輪を通して、新郎新婦のもとに運ぶリングリレー
- 退場時、ゲストがふたりに花びらをまくフラワーシャワー
- 退場後、新婦がブーケを投げるブーケトス
- 小さい子どもに指輪を運んでもらう、リングボーイ・リングガール
- パイプオルガンで自分達が選んだ曲を演奏してもらう など
チャペルで挙げる結婚式の一般的な流れ
次に、チャペルで挙げる結婚式の一般的な流れを紹介します。結婚式場によって異なる場合もあるため、必ず確認しましょう。
1.新郎新婦入場
新郎が先に入場し、祭壇の右側で新婦を待ちます。そして新婦は、入場前に最後の身支度としてのベールダウンを行い、エスコート役と一緒に入場。バージンロードを歩いて新郎のもとへ向かいます。
2.讃美歌斉唱・聖書朗読
新郎新婦が入場したら、式場にいる全員で讃美歌を斉唱します。ゲストは事前に配布された式次第に書かれている歌詞を見ながら歌うため、讃美歌を知らない人でも安心です。その後、牧師が聖書を朗読し、神に対して祈りを捧げます。
3.結婚の誓約・指輪交換
牧師が新郎新婦に対して問いかけ、それに答える形で結婚の誓約をします。誓約が終わったら指輪交換。新郎から新婦、新婦から新郎の順で指輪をつけます。
4.結婚証明書へのサイン
新郎新婦が結婚証明書にサインし、その後牧師もしくは新郎新婦の証人が証明書にサイン。全員のサインが終わったら証明書をゲストに見せ、結婚が無事に成立したことを報告します。
5.新郎新婦退場
一通りの儀式を行ったら、新郎新婦は腕を組んでチャペルから退場します。ゲストによるフラワーシャワーの演出を取り入れる場合は、この退場のタイミングで行いましょう。その際、ゲストから近い距離で祝福してもらえるので、バージンロードはゆっくりめに歩くと良いですよ。
チャペルで行う結婚式の式場選び【ポイント3つ】
次に、チャペルウエディングを行う結婚式場選びのポイントについて見ていきましょう。チャペルと一口に言っても、結婚式場によって雰囲気や造りはまちまち。理想の結婚式が挙げられるか、理想の花嫁姿が叶うかなどを考慮しながら選びましょう。
1、結婚式場・チャペルの雰囲気
チャペルの広さはどれくらいか、ステンドグラスがあるかなど、式場・チャペルの雰囲気が自分達の好みと合っているかをチェックしましょう。また、チャペル周辺のロケーションも併せて確認するのがおすすめ。海や緑に囲まれたチャペルであれば、それらのロケーションを活かした雰囲気づくりや写真撮影ができます。なお、ロケーションを特に重視したい場合は、雨天の場合の対応についても確認しておくことが大切です。
式場のホームページなどでも雰囲気をつかめますが、一番良いのは実際にチャペルへ見学に行くことです。実際にチャペルを見れば、結婚式のイメージがしやすく、式場決めをスムーズに行えますよ。
2、希望する演出ができるか
挙式中にチャペル内で行う演出の他、フラワーシャワー、ブーケトスといったアフターセレモニーでの演出、オリジナルの演出が対応可能かをチェックしましょう。チャペルのなかには、広さや造りなどによって、演出を取り入れられない式場があります。併せて、やりたい演出が式場の雰囲気とマッチしているかどうかも確認しておくと安心です。
3、着たい衣裳と結婚式場の相性
着たい衣裳を美しく見せられる式場か確認するのも重要です。特に、ドレスを着たうしろ姿を美しく見せられるかチェックしましょう。
裾やベールが長いドレスの場合は、バージンロードが長ければ、その美しさをより強調できます。新郎新婦が上がる祭壇に高さがあれば、裾のラインをよりキレイに見せられるでしょう。また、ボリュームや存在感があるプリンセスラインなどのドレスには、天井が高くて広々とした結婚式場が合いますよ。
チャペルでの結婚式ならアルカンシエル
最後に、アルカンシエルの各式場にあるチャペルを紹介します。南青山・横浜・大阪・名古屋・金沢の各式場ごとに、それぞれ特長の異なる、魅力に溢れたチャペルがあります。結婚式を挙げる予定のエリアのチャペルを、ぜひチェックしてみてくださいね。
アルカンシエル南青山「エテルネル ジュネス」
四面ガラス張りの窓が特徴的なチャペル。外からの自然光がチャペルにたっぷり降り注ぐため、開放感溢れる空間に仕上がっています。また、チャペル内に響く印象的な流水音も、心地よく感じられるでしょう。
アルカンシエル横浜 luxe mariage「セントシャンデル・チャペル」
撮影：アルカンシエル横浜 luxe mariage
「静寂と癒し」をテーマにしたチャペルは、大理石のバージンロードを照らすシャンデリアの煌きと純白の空間が、花嫁姿を美しく魅せてくれます。祭壇は水上に浮かんでいるような造りになっており、心地よく響く流水音が神聖な雰囲気を醸し出します。
アルカンシエル luxe mariage 大阪「セントノース カテドラル」
撮影：アルカンシエル luxe mariage 大阪
16mのバージンロード、14mの天井高を誇る、大阪でも稀有なステンドグラスに囲まれた壮麗なチャペル。さらに、後方には2階から続く階段があり、ここから入場すればドラマチックなワンシーンを演出できます。
また、バージンロードが長いので、長めのベールやドレスの裾をより美しく見せられます。挙式が終わったら、全天候型のチャペルコートへ移動し、ゲストからのフラワーシャワーで祝福を受けましょう。
アルカンシエル luxe mariage 名古屋「ユンヌ・フォレ・ドゥ・リュミエール」
撮影：アルカンシエル luxe mariage 名古屋
光り輝くバージンロードと耳に心地よい流水音が響く白亜のチャペル。バージンロードはスロープ状になっており、祭壇に向かって高くなっているため、どの席にいるゲストからもふたりの姿が見やすいです。
永遠を誓った後は、ゲスト達の輝く笑顔に迎えられながら、大階段でフラワーシャワーを浴びましょう。アルカンシエル luxe mariage 名古屋は、名古屋駅からすぐの立地でありながら、最高の「青空貸し切りウエディング」が叶う魅力的な式場です。
アルカンシエル金沢「ヴェール・シエル」
溢れるほどの緑と美しい陽光が差し込む「ヴェール・シエル」は、アルカンシエル金沢の最上階にあるチャペルです。祭壇にあるシンメトリーに配置された4mものシンボルツリーが存在感を放っています。祭壇の周りも緑豊かな植物に囲まれており、印象深いひと時を演出できるでしょう。
チャペル結婚式の魅力を知り、イメージを膨らませよう
厳かな雰囲気や感動の演出が魅力的なチャペルで行う結婚式。チャペルで結婚式を挙げてみたいと考えている人は、まず基本的な流れや式場の選び方を知っておくと良いでしょう。また、アルカンシエルの各式場には、ふたりの理想の結婚式を叶えられるような魅力的なチャペルがあります。ぜひブライダルフェアに参加して、その雰囲気を実際に感じてみてくださいね。
