ウエディングドレスの選び方のポイント3つ
「なりたい」自分になるためには、まずはドレスを選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。自分の好み、会場の雰囲気、自分の体型を考慮することがポイントです。
好きな雰囲気のドレスを知る
自分が好きな雰囲気のドレスを知っておくことが大切です。まずはどんなドレス姿が理想か、どんな自分になりたいかをイメージします。またSNSをうまく活用して、先輩花嫁のドレス姿をチェックするのもおすすめ。好きな雰囲気のデザインをチェックしておくと、あとから見返せます。
なかでもドレスのシルエットはドレス姿の印象を決める大きなポイントです。どのようなシルエットがあるかを把握しておきましょう。
会場の雰囲気に合わせる
結婚式を挙げる会場の雰囲気にドレスを合わせるのもポイントです。エレガントな会場にラブリーなドレスなど、会場とドレスの雰囲気が合っていないと互いの良さを活かしきれません。しかし会場とドレスがマッチしていれば、ドレス姿をより美しく魅せられます。
体型に合わせたデザインを選ぶ
ドレス姿で失敗しないよう、体型に合ったものを選ぶのも大切です。身長やシルエットを考慮しながら選びましょう。また体の気になるパーツはうまくカバーし、見せたいパーツを出すよう意識するのもポイント。ドレスのシルエットや、胸元・袖部分のデザインをチェックしてみてください。
【なりたい雰囲気別】ウエディングドレスの選び方
ウエディングドレスにもさまざまな種類があります。悩んでしまう人は、まず「どんな雰囲気で着こなしたいか」をイメージし、マッチするデザインを選んでいく方法がおすすめ。ここでは、なりたい雰囲気別におすすめのウエディングドレスを紹介します。
キュートな雰囲気なら「プリンセスライン」を選ぶ
キュートな雰囲気にしたいなら「プリンセスライン」がおすすめです。上半身はボディラインに沿ったシルエット、スカート部分はふんわり膨らむボリュームのあるデザインになっています。シルエットはまるでお姫様のドレスのよう。スカート部分にチュールなどのエアリーな素材が使われているものも多く、甘く可愛らしい雰囲気に仕上がります。
エレガントな雰囲気なら「マーメイドライン」を選ぶ
エレガントな雰囲気にしたいなら「マーメイドライン」を選んでみましょう。ボディラインに沿ったシルエットが特徴的で、ウエストから下のシルエットがマーメイド(人魚)のようになることからこのような名がついています。大人っぽく、曲線を活かしながら華やかな美しさを演出できるのが魅力です。
ナチュラルな雰囲気なら「エンパイアライン」を選ぶ
ナチュラルな雰囲気にしたいなら、「エンパイアライン」がおすすめです。エンパイアラインは胸下に切り返しがあるデザインで、古代ギリシャの女神をモチーフにしています。スカート部分はふくらみが少なく、すっきりとシンプル。ワンピースを思わせるようなシルエットによって自然な魅力が引き出されます。
クラシカルな雰囲気なら「Aライン」を選ぶ
クラシカルな雰囲気なら「Aライン」がおすすめです。上半身がタイト、スカート部分はなだらかに広がっているデザインで、シルエットがアルファベットの「A」のように見えます。ウエディングドレスのデザインの中では王道的存在。シンプルなデザインが多く、上品さが漂います。
【テーマ・会場別】ウエディングドレスの選び方
結婚式全体の調和を考えるなら、結婚式のテーマや会場の雰囲気とウエディングドレスのデザインを合わせることもポイントです。例を挙げながら、マッチしやすいデザインを見ていきましょう。
結婚式のテーマと相性の良いウエディングドレスを選ぶ
結婚式のテーマと相性の良いウエディングドレスを選ぶのも1つの方法です。例えば「春」をテーマにした結婚式なら、花をモチーフにしたレースや飾りがあしらわれたウエディングドレスが似合います。春風にそよぐような軽やかな素材を使った、ふんわりやさしく甘めなデザインがマッチしやすいでしょう。
「モダン」をテーマにしたシックな結婚式なら、大人っぽく品があり、かつアクセントのきいたデザインが合います。シンプルでモードなAラインや、リボン・フリルのデザインが個性的なマーメイドラインも良いですね。
結婚式の会場と相性の良いウエディングドレスを選ぶ
結婚式の会場との相性で、ウエディングドレスを選ぶ方法もあります。光がたっぷり差し込むゲストハウス風の会場であれば、会場の明るさ・爽やかさと相性の良い、華やかな印象のプリンセスラインがおすすめです。
ガーデンウエディングなら、緑の多いロケーションに似合うナチュラルなエンパイアラインが合います。屋外でも動きやすいよう、足元がすっきりしたドレスを選ぶのも良いでしょう。
【体型別】ウエディングレスの選び方
体型に合ったデザインのウエディングドレスを選べば、よりドレス姿を美しく見せられるでしょう。ここでは、体型別に似合うデザインを紹介します。
低身長・高身長さんに似合うデザインは?
<低身長さん>
可愛らしい雰囲気があるので、この雰囲気を活かしたキュートなデザインのウエディングドレスを選ぶとよく似合います。ポイントはボリュームを上に持ってくること。甘めデザインで、ハイウエスト切り替えのAラインがおすすめです。
<高身長さん>
ドレスのボトム部分に重心を置くと、背の高さがより一層映えます。体のラインに沿ったタイトなシルエットのドレスは縦のラインが強調され、よりすらりと美しく見えやすいでしょう。エレガントなマーメイドラインで、裾の辺りにフリルなどによってボリュームがプラスされたウエディングドレスもおすすめです。
スレンダー・ぽっちゃりさんに似合うデザインは?
<スレンダーさん>
ボリュームのあるドレスをバランスよく着こなすのが得意です。ふわっと膨らみのあるスリーブの付いたドレスや、フリルをふんだんにあしらったものも良いでしょう。なかでもAラインやプリンセスラインがおすすめです。華奢なボディラインと、ボリュームのあるデザインの組み合わせでメリハリが際立ちます。
<ぽっちゃりさん>
シンプルなデザインを華やかに着こなすのが得意です。ぽっちゃりさんならではのやわらかな雰囲気が引き立つ、大人っぽいAラインのウエディングドレスがぴったり。ハリのある素材を使うことで、優しい雰囲気とのバランスがとれます。
気になる部分をカバーできるデザインは?
気になる体のパーツをカバーできるデザインを選びましょう。
気になる部分 |
カバーできるデザイン |
なで肩 |
・袖のあるデザイン ・パフスリーブ
・肩周りに花などのモチーフがついているもの
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いかり肩 |
・肩の出るデザイン ・ビスチェタイプやアメリカンスリーブなど
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二の腕 |
・二の腕を包むようなデザイン ・パフスリーブやフレアスリーブなど |
バストの大きさ |
・胸元がV字にカットされたデザイン ・ビスチェタイプなど
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ウエスト周り |
・ウエスト部分に飾りのついたぺプラムデザイン ・ウエストマークのデザイン
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ウエディングドレスを選ぶ上での注意
ウエディングドレスを選ぶ際の注意点も把握しておきましょう。ドレスの色味や試着の必要性、妊娠中の体型について知っておくと良いですよ。
複数の白色から自分に合う色を選ぶ
ウエディングドレスの白色には、ホワイト(純白)・オフホワイト(黄色や灰色が混ざった白)・アイボリー(生成り)の3種類があります。この中から自分に似合う白を選びましょう。
白の種類 |
特徴 |
似合う人 |
ホワイト |
・いわゆる純白 |
・肌が白い人 ・黒目・黒髪の人
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オフホワイト |
・黄色や灰色が混ざった白で優しい色味 |
・黄色味がかった肌の人 |
アイボリー |
・オフホワイトよりもさらに黄色寄りの白、生成り ・優しい雰囲気に見せられる
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・日本人の肌 ・色黒の肌の人
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必ず試着して、シルエット・フィット具合を確認する
ウエディングドレスは試着が必須。試着することによって、着た時のシルエットやサイズ感、イメージを確認できます。試着時は、正面から見た時の全身の姿・うしろ姿・バストアップをチェックしましょう。また、シルエット、ウエストの位置やサイズ感、フィット感、丈の長さが体型に合っているか、動きに支障が出ないかも確認してください。
ドレス姿はそれぞれ写真に撮っておくと良いですよ。異なるドレス姿を後からでも見比べられます。なお妊娠中の人は時期によって体型が変化しやすいため、結婚式当日になるべく近い日にちに試着するのがおすすめです。
妊娠中は体型の変化を考慮して選ぶ
妊娠中は、体型の変化を考慮したウエディングドレス選びが必要です。妊娠初期~中期まではまだ体型の変化がそれほど大きくない人もいるでしょう。いつものサイズより少し大きめのサイズを選べば、好みを優先できます。
後期に入るとお腹周りがふっくらしやすいので、お腹周りにゆとりのあるデザインを選ぶのがおすすめです。例えば、胸下から切り返しになっているエンパイアラインは、ウエストマークされないデザインのためお腹のふくらみに対応できます。その他、転倒防止のために足回りがすっきりしたデザインを選んで、足元を安定させることも大切です。
妊娠中に着るウエディングドレスを始め、マタニティウエディングについてはこちらの記事でも紹介しています。
ウエディングドレスの選び方を知って、運命の1着を見つけよう
ウエディングドレス選びは結婚式準備の大きな楽しみの1つ。ぜひこの記事を参考に、ウエディングドレスの選び方をマスターして運命の1着を見つけてくださいね。もっとドレス選びについて知りたい人は、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。