カラードレスの選び方の基本4つ
カラードレスの選び方は1つではなく、何を基準にするかは人それぞれです。例えば、会場との雰囲気で選ぶ人もいれば、自分が目指す雰囲気で選ぶ人もいます。まずは、カラードレス選びに悩んだときの基本の選び方を紹介します。
1. なりたい雰囲気で選ぶ
自分のなりたい雰囲気が明確にある場合は、その雰囲気を叶えられるようなカラードレスを試着してみましょう。例えば甘くかわいらしい雰囲気を目指すなら、ピンク系のようにフェミニンな色がマッチしやすいでしょう。シャープな雰囲気を演出するなら、ブルー系といった選択肢があります。
また同じ系統の色でも濃淡やくすみの有無などで印象は変わります。ブルーひとつをとっても淡いブルーなら可愛らしく清楚に、濃いブルーなら大人っぽく凛とした雰囲気になりますので、さまざまな色味のカラードレスを試してみるのがおすすめです。
2. 結婚式会場との相性で選ぶ
会場のとの相性を考えてカラードレスを選ぶと写真映えが叶い、素敵なウエディングフォトを残せます。例えば、ホテルや専門の結婚式場であれば、広々とした空間でしっかり存在感を放つ、深みのある濃い色やビビッドな色が似合います。ガーデンウエディングであれば、優しい雰囲気のパステル系カラードレスが相性抜群です。
3. 結婚式のテーマで選ぶ
結婚式のテーマに合わせてドレスのカラーを選ぶのもおすすめです。例えば海のテーマにブルーのドレス、森のテーマにグリーンなど。テーマカラーを決めて、会場装飾とドレスのカラーに統一感を出すとおしゃれです。
4. 肌の色・身長・体型別で選ぶ
似合う色は、自分をより美しく見せてくれるもの。自分に似合うカラードレスを見つけるために、肌の色・身長・体型などを踏まえて選ぶ方法もあります。またパーソナルカラーを参考にするのも良いですね。
パーソナルカラーとはその人の生まれ持ったボディカラー(肌、目、髪の色など)に似合う色のこと。肌の色の傾向によりイエローべース・ブルーベースの2つに分けられ、さらに四季になぞらえたタイプで診断されます。体の特徴は人それぞれです。自分の体をより美しく見せてくれるカラードレスを選びましょう。
【色別】カラードレスが与える印象
カラードレスは色によって印象がガラリと変わります。ここでは、さまざまな色が与える印象や雰囲気を見ていきましょう。
【ピンク】可愛らしく優しげな印象
優しさや可愛らしさ、やわらかさを印象付けたいなら、ピンクのカラードレスがおすすめです。パステル系なら甘くロマンティックに、ビビッドカラーなら華やかに、ニュアンスのあるくすみピンクは大人っぽくなど、色味やトーンによって雰囲気が大きく変わるところが魅力的。自分が叶えたい印象に合わせて選ぶと良いでしょう。
【ブルー】爽やかで涼しげな印象
甘めな雰囲気よりも爽やかな着こなしが好みならブルーがおすすめ。ブルーも色の濃淡で印象が変わります。透き通るような淡い色合いなら軽やかで優しげな雰囲気に、ロイヤルブルーやネイビーなど濃い色合いなら大人っぽくシックで凛とした雰囲気に。涼しげに見えるので、夏の披露宴にもぴったりです。
【レッド】華やかでエレガントな印象
華やかな存在感を放つ「レッド」。明るいトーンの赤なら大人可愛い雰囲気に、ワインレッドなどの濃い色合いならエレガントでゴージャスな雰囲気になります。
【イエロー】明るくヘルシーな印象
ビタミンカラーのイエローは、明るく元気な印象が叶う色。パッと目を引くフレッシュな華やかさは存在感を放ち、披露宴会場でもガーデンウエディングでも写真映えします。
また、イエローはクラシカルな雰囲気の会場とも相性が良く、ダークウッド調の披露宴会場で着ると上品な印象を与えます。
【パープル】大人っぽくエレガントな印象
パープルのドレスは優美でエレガントな印象が叶います。大人っぽく落ち着いた色なので、シックな着こなしがしたい人にもおすすめです。パステル系などの淡い色合いを選ぶと、プリンセスのようなロマンティックな雰囲気になり、濃いめのバイオレットならゴージャスで大人っぽい雰囲気が出ます。
【グリーン】ナチュラル感たっぷりな印象
グリーンのドレスは自然を連想させるナチュラル&ヘルシーな雰囲気が大きな魅力です。やわらかく優しい印象を目指したい人、清純なイメージでドレスを着こなしたい人にもおすすめです。自然の多いロケーションだとより映えるので、ガーデンウエディングなど屋外の結婚式にも良いでしょう。ミント系の淡いグリーンなら可憐な印象、カーキ系ならシックな印象に。
【パーソナルカラー別】カラードレスの選び方
パーソナルカラーを意識すると、自分に似合う色がある程度絞り込めるので失敗しにくくなり、効率良くカラードレス選びが進むでしょう。ここでは、パーソナルカラー別のカラードレスの選び方を紹介します。
スプリング(春)タイプ
スプリングタイプは、花やフルーツといった春らしい明るい色が似合います。パステルカラーなど優しい色合いの他、カラフルなビタミンカラーもおすすめです。具体的にはピンク・イエロー・オレンジなど。また複数のカラーが使われている鮮やかなドレスも、着こなしが得意です。
サマー(夏)タイプ
涼し気なカラーが似合いやすいのがサマータイプの特徴です。淡いカラーやシャーベットカラー、くすみのあるスモーキーカラーなどもマッチしやすいでしょう。ブルー・パープル・グレーなどは定番のカラー。また、ピンクを選ぶ場合は青みがかったものがおすすめです。
オータム(秋)タイプ
オータムタイプは、秋に色付く紅葉のような深みのあるカラーを着こなすのが得意です。また、重厚感のあるカラーも似合いやすいでしょう。幅広いカラーがマッチしますが、こっくりした大人っぽい色合いを選ぶことがポイント。例えばイエローであればマスタードイエロー、グリーンであればカーキなどです。
ウィンター(冬)タイプ
ウィンタータイプはスタイリッシュなカラーが似合いやすいことが特徴です。具体的には白・黒のモノトーンカラー、ビビッドなカラーなどです。高級感の漂う色味をセレクトすると、クール・シャープな雰囲気と相まって洗練された印象に。
【身長・体型別】カラードレスの選び方
続いて、身長・体型別のカラードレスの選び方を紹介します。ドレスの色によって、体の気になる部分をカバーしたり、特徴を活かしたりすることも可能です。
痩せ型
レッド・イエロー・ピンクなどの暖色系がおすすめです。体がボリュームアップして見えるので、痩せ型さんの体型にほどよくふっくら感が加わります。寒色系のカラードレスを着たい場合は、パステルカラーを選べばやわらかい印象になります。
ぽっちゃり
ぽっちゃりさんは、ブルー・パープルなどの寒色系のカラードレスがおすすめ。シャープな雰囲気でよりキレイに見えやすくなります。暖色系を選びたい場合は、シックなトーンをセレクトするとクールですっきりした印象になるでしょう。
身長低め
寒色系のカラーは身長を高く見せる効果があり、身長が低めな人におすすめです。また、華奢で小柄な人なら暖色系を選ぶのもありでしょう。その場合はハイウエストデザインにすると、身長が高く見えます。
身長高め
身長が高めな人はなりたい雰囲気によっておすすめのカラーが異なります。華やかな雰囲気を目指す場合は暖色系、エレガントな雰囲気を目指す場合は寒色系が似合いやすいでしょう。
カラードレスの試着で意識したいこと3つ
気になるドレスが見つかったら、実際に試着をしながら検討することが大切です。こちらでは、カラードレス試着時のポイントについて紹介します。
1. 当日のヘア&メイクを加味して選ぶ
ドレスは当日のヘアスタイルやメイクも加味しながら選びましょう。普段の髪型・メイクで試着したときとドレス姿では、雰囲気が変わることもあるためです。
結婚式のヘアメイクを完全に表現できなくても、しっかりめのメイク+アップヘアなど、本番に近いヘアメイクなら当日の姿をイメージしやすくなりますよ。
2. 第三者の意見を聞く
ドレスの試着時は、婚約者や家族などできる限り他の人にも付き添ってもらい、正直な意見をもらうことも大切です。自分の主観と他者の客観的な感想は違う可能性もあります。第三者の意見も聞きつつ、自分に似合う一着を見つけてください。
3. 写真や動画を撮る
試着時は、写真や動画を撮っておくこともポイントです。正面・うしろ姿・バストアップは必ず撮影しましょう。写真を撮っておけば自宅で検討するときの参考にできます。
また、他の人に意見を聞くときも、写真や動画があった方が相手に伝わりやすくなります。
アルカンシエルでのドレス選び
アルカンシエルはカラードレスも多数ラインナップ。プロフェッショナルなスタッフがお客さまのご希望を丁寧にお伺いしながら、花嫁を最高に輝かせる一着を一緒にお選びします。
式場によっては、ブライダルフェアで衣裳サロンの見学が可能です。模擬披露宴や試食会など、結婚式を具体的にイメージしやすくなる他コンテンツも盛りだくさんなので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
結婚式でお気に入りのカラードレスを着こなそう
自分にぴったりのカラードレスとの出会いは、結婚式当日の気持ちをグッと高めてくれます。自分に似合う色から選んだり、なりたい雰囲気や会場との相性を踏まえたり、さまざまな角度から検討して、運命の一着を見つけましょう。自分に似合うカラードレスを見つけて、最高の一着でゲストをお迎えし、結婚式で感謝の想いを伝えてくださいね。
なお、ウエディングドレスの選び方も併せて詳しく知りたい場合は、こちらの記事もぜひどうぞ。