結婚式に向けて花粉症対策。ベストコンディションで花嫁になるために
気候が穏やかな春は結婚式に人気の季節。一方、花粉が飛散するため、花粉症の花嫁にとっては辛い時期でもあります。しかしながら、花粉症対策をしっかり行えば、春の結婚式を笑顔で迎えることが可能です。そこで本記事では、花粉症が気になるプレ花嫁に向けて、花粉症が気になる季節の会場選びのコツや結婚式に向けた対策、おすすめのメイク方法について紹介します。
花粉症の花嫁がチェックすべきこと
気候が穏やかな春に結婚式を挙げたくても、花粉症のことが気がかりで踏み切れないという人もいるでしょう。まずは花粉症と向き合い、自分の症状をしっかりと把握することが大切です。ここでは、花粉症の花嫁がまず確認すべき内容を紹介します。
花粉症の原因を知る
花粉症の原因を突き止めることで、対策を行いやすくなります。耳鼻科に行くと、何の花粉が原因で発症しているかを検査してくれることも。
どの花粉に反応しているかが分かれば、症状が最も出やすいピークの時期を予想することができます。そこを外した期間で結婚式の日取りを決めると良いでしょう。
花粉症の症状を把握する
花粉症の症状は人それぞれ。自分にとってどの症状が重くて辛いのかをしっかりと把握しておくことで、それに応じた対策を打てます。
例えば、目のかゆみなどの症状が重たい場合には、ヘアメイクリハーサル時に担当スタッフに伝えれば、目への刺激を抑えられるようなメイクを検討することも可能です。
頭痛や倦怠感などがある場合には、軽い素材のドレスを選んで体への負担を減らしたり、立っている時間が短くなるように結婚式場のスタッフに相談したりすると良いでしょう。
【花粉に負けない】美しい花嫁姿を叶える結婚式場選び
花粉症に負けずに美しい花嫁姿を披露するためには、花粉症のことを考慮した上で結婚式の会場を選ぶことが大切です。ここでは、花粉症が気になる人の会場選びのポイントを紹介します。
全天候型の会場を選ぶ
花粉症の人は、ガーデンウエディングなど、屋外がメインになる会場は避けるのが無難。そこでおすすめなのが全天候型の会場です。全天候型であれば、屋内にいながらでも開放感のある結婚式を挙げることができます。
なかでも、チャペルコートやガーデンが全天候型に対応している会場を選べば、ブーケトスなどの演出が叶う他、ガーデンの雰囲気を存分に感じられるウエディングフォトを残すことも可能です。
屋外とのつながりがメインの会場を避ける
ガーデンやプールが併設されている会場は、屋外とつながっていることが魅力でもあります。このような会場を選ぶと、来場したゲストも屋外での演出を期待します。花粉症が気になる新郎新婦は、屋外とつながりがある会場を避けて選んだ方が良いでしょう。
花嫁の花粉症を緩和!結婚式前におすすめの対策
結婚式当日、花粉症に負けずに美しい花嫁になるためには、前もっての対策が重要です。ここでは、結婚式前に行うと良い、おすすめの対策を紹介します。効果は人それぞれ異なるため、自分に合った対策を見つけましょう。
食生活を改善する
食生活を正すことで免疫力アップにつながることも。免疫力がアップすると、それに伴い花粉に対する抵抗力が高まるので、花粉症の症状を抑えられると考えられています。
ただし、食事対策は花粉症の季節だけでなく、年間を通じて行うことが重要です。花粉症が気になる人が春に結婚式を挙げる場合は、なるべく早い段階で食生活の改善を検討しましょう。
また、花粉症の症状を和らげる効果が期待できる食べ物として「発酵食品」が挙げられます。代表的な物としては、味噌や納豆・ヨーグルト・麹・酢・醤油・チーズ・キムチなどです。これらには腸内環境を整える作用があります。
腸には多くの免疫細胞が存在しており、腸内環境を整えることで免疫力が正常に保たれ、アレルギー症状の緩和につながると言われています。「今日、何食べようかな」と迷ったときには、発酵食品を選ぶといいでしょう。
アロマを焚く・ハーブティーを飲む
アロマやハーブティーにも、花粉症の症状を和らげる効果があると言われています。
アロマは「ユーカリ」「ティーツリー」「ラベンダー」など、ハーブティーは「ルイボスティー」「カモミール」「ペパーミント」などがおすすめ。それぞれ花粉症の症状の緩和・防止に効果があると言われています。
アロマやハーブティーは、花粉症の症状緩和に加えてリラックス効果も期待できるため、無理なく取り入れられるのも嬉しいポイントです。自宅でアロマを焚いたり、ハーブティーを飲んだり、自宅でのリラックスタイムに活用しましょう。ボトルにハーブティーを入れて持ち歩けば、外出先やオフィスでも対策ができます。
耳鼻科を受診・市販薬を利用
花粉症用の薬を飲むのも効果的です。市販薬も豊富にありますが、専門医に診てもらい、自分の症状に合わせた薬を処方してもらった方が良いでしょう。自分に合う薬、また効果が見られる薬を見つけるためには時間を要することも。花粉症が気になる場合には、春に結婚式を挙げることが決まったら、なるべく早く耳鼻科を受診することをおすすめします。
花粉シーズンにおすすめの花嫁メイク方法
花粉症の症状によって、せっかくのメイクが崩れてしまうことを心配する花嫁も多いかもしれません。事前にヘアメイク担当者に花粉症であることを伝えておくと、肌の状態などを考慮しながらあなたにぴったりのメイクを提案してくれます。一人で悩まずにプロに相談しながら、当日のメイクを決めていきましょう。ここでは、花粉シーズンにおすすめのメイク方法を紹介します。
コントロールカラーを駆使する
鼻のかみ過ぎで鼻周辺が赤くなってしまう場合には、コントロールカラーを使って補正するのがおすすめです。コンシーラーなどで隠して対処するよりも、全体的に薄くナチュラルな仕上がりに。
赤みが気になるところにはグリーンのコントロールカラーを。コントロールカラーでしっかりと補正すれば透明感のある肌に仕上がるだけでなく、上に重ねるファンデーションを薄くしても、しっかりとメイクしている印象に仕上がります。
ベースメイクは軽いタイプを
ベースメイクは肌を守る役割を担っているので、きちんと行うことが大切。花粉症の場合、肌が敏感になっていることが多いので、ファンデーションの選び方に注意しながら、少し軽めに仕上げるのがポイントです。敏感肌用の低刺激性ファンデーションを選ぶと、肌への刺激・負担を軽減できるでしょう。パウダーファンデーションは、人によっては粒子が肌に刺激を与えることがあるため、リキッドタイプかクリームタイプがおすすめです。
また、結婚式当日のメイクの際、普段から自分が使用しているファンデーションを使いたい場合は、事前に結婚式場に確認し、持ち込み可能か相談してみましょう。
アイメイクは万全に
結婚式では花嫁が涙するシーンも多くあるため、花嫁のアイメイクは涙に耐えられるような崩れにくい仕上がりにしてもらえることが多いです。ただし、花粉症の場合は、涙以外にかゆみなどが加わることもあるので、目への刺激を軽減するアイメイクを行いましょう。
アイシャドウは、パウダータイプの場合、まぶたに刺激を与えてしまう可能性があります。リキッドもしくはクリームタイプのアイシャドウを選ぶのがおすすめです。
アイラインは、目のライン全部に入れるのではなく、目尻の部分にだけ入れると目への刺激を軽減できます。
マスカラは、ウォータープルーフタイプを選びましょう。そして、根元から付けるのではなく、毛先だけに付けるようにすると、印象を変えずに目への刺激を軽減できます。
花粉症対策を万全にして美しい花嫁になろう
春に挙げる結婚式は、花粉症の花嫁にとっては心配が尽きないかもしれません。しかし、結婚式場選びの段階から花粉症を想定して症状を軽減できそうな会場を選んだり、花粉症の症状を抑えるための対策を行ったり、ヘアメイクリハーサルで花粉症を考慮したメイクを打ち合わせすることで、当日の不安を軽減できるでしょう。笑顔の一日になるように自分にあった花粉症対策を行って、結婚式の時間を楽しんでくださいね。