フォトウエディングのみは後悔する?メリット・デメリットを知ってベストな選択を
フォトウエディングは結婚式の代わりに写真撮影を行うスタイルです。「フォトウエディングのみでもいいかも…」と考えている人もいるかもしれませんが、あまり考えずに判断してしまうと後々悔やむ結果にもなりかねません。この記事では、フォトウエディングのみを行う場合について、メリット・デメリットや注意点などさまざまな観点から解説します。
フォトウエディングのみを行うメリット
まずは、フォトウエディングのみを行うメリットから見ていきましょう。シンプルなウエディングスタイルだからこそ得られる魅力があります。
費用を抑えやすい
一般的な結婚式と比較すると、フォトウエディングは費用が抑えやすくなります。予算をコンパクトにまとめた結婚式を計画したい人にとって魅力といえます。
準備や手間を減らせる
フォトウエディングを行うために必要な準備は、ロケーションや衣裳の選定、スタッフとの打ち合わせなどです。一方、一般的な結婚式はゲストのリストアップや招待、会場の装飾・演出・料理の計画、引出物の選定など準備が多くなります。忙しくて結婚式の準備や手間にあまり時間を割けない人達にとって、フォトウエディングのみのシンプルさはメリットといえるでしょう。
自分達の日程を優先できる
フォトウエディングに参加するのは自分達とスタッフのみ。そのため、ゲストに配慮した日取りを考える必要がなく、自分達の都合に合わせた日程に決められます。
フォトウエディングのみを行うデメリット
次に、フォトウエディングのみを行うデメリットを見ていきましょう。さまざまな部分がコンパクトになる分、不足するものもあります。
天候に左右されやすい
天候に左右されやすいのは、フォトウエディングのデメリットの1つです。フォトウエディングは屋外での撮影を含むことも多く、海辺・公園・観光地・結婚式場の周りなどさまざまなロケーションを使用します。その場合、雨や雪が降ってしまうと撮影が難しくなります。
また自分達の希望する写真の雰囲気に、当日の天気がマッチしない可能性もあるでしょう。例えば青空を背景にした写真を撮りたいのに、当日が曇り空だとイメージが大きく異なってしまいます。
結婚した実感が湧きにくい
結婚式はライフステージにおいて特別なイベント。ウエディングドレスを着て神様やゲストの前で将来を誓う、大勢の人達から直接お祝いされるなど、普段なかなか体験できないシーンが多数あります。そのため、結婚するという実感が得られやすく、また思い出にも残りやすいでしょう。
フォトウエディングのみにすると、このようなシーンの中で体験できないものも多くなるため、特別感が減ってしまい、結婚した実感が湧きにくくなる可能性があります。
ゲストに感謝を伝える場がない
結婚式は新郎新婦ふたりの門出を祝う場であるとともに、親しい人達にこれまで見守ってくれたことや、日頃の感謝を伝える場でもあります。フォトウエディングのみにすると、ゲストが一堂に会する場がないため、親しい人達に直接感謝を伝えることが難しくなり、おもてなしなどもできません。
フォトウエディングのみにする場合の注意点・コツ
それでは、メリット・デメリットを踏まえた上で、フォトウエディングのみで失敗しないための注意点を解説します。さまざまな観点から検討することが大切です。
価格のみで判断しない
フォトウエディングにどれだけ費用がかかるかは、チェックすべきポイントです。しかし、価格のみを重視するのは危険といえます。
フォトウエディングに限ったことではありませんが、価格の安さだけを見て結婚式を決めてしまうと、後で「費用をかけてでもこんなことをすれば良かった」と悔やむかもしれません。
プラン内容はしっかり確認する
フォトウエディングを検討する際は、プランの中身をしっかり確認することが大切です。自分達の希望するウエディングスタイルが叶うのか、どのようなロケーションでどのような写真が撮影できるのか、細かくチェックして納得できれば失敗は回避できます。
チャペルで撮影できるプランを選ぶ
屋外のフォトウエディングは天候に左右されやすいものの、チャペルでの撮影なら天候の影響は受けず、かつ結婚式らしい写真撮影ができます。チャペルは、基本的に結婚式でなければ足を踏み入れない場所です。特別感があるため、写真撮影をすることで結婚の実感も湧きやすくなるでしょう。
事前準備を怠らない
フォトウエディングは準備や手間が少ないとは言え、全くしなくても良いということではありません。準備が少ないから適当でもなんとかなると考えてしまうと、思ったように進まず、後悔が残る結果にもなりかねないでしょう。どのようなフォトウエディングをしたいかはっきりイメージしながら、叶えるために何が必要か考え、行動することが大切です。
フォトウエディングのみにするかを迷う場合の選択肢
結婚という大きな節目は、ふたりにとって大切な日。できる限り後悔はしたくないものです。最後に、フォトウエディングのみにするかどうかを迷う場合の他の選択肢について紹介します。
少人数婚を選ぶ
費用や準備がコンパクトにまとまるフォトウエディングに魅力を感じるものの、やはり結婚式を全く挙げないのは後悔しそう…と悩む人におすすめなのが少人数婚です。
家族や特に仲の良い友人など、ごく親しいゲストのみ招く少人数婚は、一般的な結婚式より小規模なスタイルであるため、費用や準備を少なく行えます。大人数を招くよりも自然とアットホームな雰囲気になるので、普段なかなか伝えられない感謝の気持ちを伝えやすい点も魅力です。
食事会やレストランウエディングを選ぶ
食事会やレストランウエデイングを行うのも1つの方法です。一般的な規模の結婚式よりもコストや手間を少なくしつつ、親しい人達への感謝を伝える場をつくれます。
食事会やレストランウエディングは、型にはまらずふたりが自由に演出できる部分も多く、より自分達らしいウエディングスタイルが叶うことも魅力。カジュアルなスタイルも可能なので、友人達へのお披露目の場にもぴったりです。
迷っているなら|アルカンシエルのブライダルフェアに行ってみよう
撮影:アルカンシエル luxe mariage 大阪
フォトウエディングは素敵な選択の1つです。しかし費用がネックであったり、不安からフォトウエディングを選ぼうとしたりしているなら、ブライダルフェアで結婚式を挙げる場合の費用感について聞いてからでも遅くないかもしれません。
アルカンシエルではフォトウエディングのみの受付はしていないものの、おふたりにとってのベストな形を一緒に考え、親身に相談に乗らせていただきます。無理に式を挙げるよう推奨するなどといったことはないので、フォトウエディングのみにするか結婚式を挙げるか迷っているなら、選択肢のひとつとして、ブライダルフェアに参加してみてはいかがでしょうか。
フォトウエディングのみにするかよく検討し、後悔のない結婚式を
結婚式にはさまざまなスタイルがあります。フォトウエディングのみを検討するのも良いですが、他のスタイルも詳しく調べてみれば、より自分達の希望に近いものが見つかるかもしれません。また自分達だけでわからないことがあれば、ブライダルフェアなどに参加し、結婚式のプロに相談してみるのもおすすめ。ふたりでしっかり検討して、ベストな結婚式を計画しましょう。