70人って多い?結婚式に招待するゲストの平均人数
結婚式のゲストが70人という規模は、一般的な範囲と考えられます。「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」によると、ゲストの人数の全国平均は49.1人。しかし、70人前後(60人以上80人未満)を選んだカップルの割合は全体の22%以上となり、約5組に1組という結果です。このことから、ゲスト70人は特別多いわけではないと言えます。
70人規模の結婚式の費用相場
70人規模の結婚式の費用相場は355万円ほどですが、場合によっては自己負担はほとんど発生しない場合も。費用総額とご祝儀額の目安、自己負担額のイメージを紹介します。※本項内の費用に関する部分は、「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」を基に記載しています。
結婚式総額の費用相場
70人規模の結婚式費用を平均額から算出すると、総額355万円ほどです。結婚式は選んだ結婚式場や内容によっても費用が大きく異なるので、あくまで目安として考えてください。
<内訳>
挙式料 35.0万円
新郎新婦の衣裳 67.9万円
ブーケ 4.6万円
会場装花 18.7万円
ウエルカムアイテム 1.5万円
撮影(スナップ・ビデオ)41.4万円
料理+飲み物 20.6万円×70人=144.2万円
ギフト 0.6万円×70人=42万円
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合計 355.3万円
※「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」調べ
結婚式の平均総額が327.1万円であることから、平均より少し上回っているものの工夫次第では節約も可能です。
ゲスト70人からのご祝儀の相場
友人1人当たりのご祝儀の平均額は3万円。ゲスト70人の場合、3万円×70人で合計210万円です。なお、親族からのご祝儀は友人の相場よりも高い傾向があります。そのため70人のうち、どんな関係性のゲストがどのくらいの割合を占めるかによって合計金額は変わってきます。ご祝儀はあくまでゲストの気持ちなので、相場より高くなる、反対に少なくなる可能性があることも念頭に置いておきましょう。
自己負担額のイメージ
新郎新婦が実際に負担することとなる自己負担額は、結婚式費用の総額からご祝儀の総額を引いた金額となります。前項の相場から70人規模の結婚式の自己負担額を単純計算すると、360万円ー210万円で150万円です。
また、親や親族からの援助があればさらに自己負担額は抑えられるでしょう。援助金の平均額は163 .7万円なので、実際にはほぼ自己負担は発生しなかったというカップルもいます。
結婚式費用を節約したい場合のコツ
70人規模の結婚式は全体の平均額と比べると高めの傾向なので、費用を節約したいと思うカップルもいるでしょう。ここでは、結婚式の費用を抑えるコツを紹介します。
オフシーズンを選ぶ
結婚式場によっては、日程によって特別価格を設定しています。お日柄が良いとされる大安や気候の良い季節などは人気なので、費用を抑えるのは難しいことも。反対にそういった日程を避けることで、通常より割安で結婚式を挙げられる可能性があります。
ペーパーアイテムや小物はDIYする
結婚式で使うペーパーアイテムや小物をDIYすると、節約になるだけではなくふたりらしさも出せます。例えば、ゲストの人数分必要となる招待状や座席カードなどは、70人分を手作りにすると業者に頼むより大幅に費用を削減できる可能性も。ウエルカムスペースに設置するボードやスペースの装飾なども、最近ではDIYするカップルが多く見られます。
希望に優先順位をつけて条件を絞る
結婚式で希望する条件に優先順位をつけ、条件を絞り込むことも節約のコツ。結婚式では叶えたいことが数多くあるかもしれませんが、すべて叶えようとすると予算がオーバーしがちです。予算内でできる限り希望を叶えるには、優先度の高いものから選び、取捨選択しながらメリハリのある内容にすると満足度が上がるでしょう。
70人規模の結婚式を成功させるために意識したいこと
結婚式ではできる限りゲスト全員に楽しんでもらいたいもの。70人規模の結婚式を成功させるには、準備段階から入念に考えることが大切です。
余裕のある広さの会場を選ぶ
ゲストの人数が平均より多いため、会場の広さのチェックは重要です。全員が着席可能か、窮屈さがないか、ドレスを着た状態でも問題なくテーブルの間を移動できるかはしっかり確認しておきましょう。
圧迫感を軽減するには、ガラス張りで開放感のある会場や、ガーデンに出入りできる会場を選ぶといった方法もあります。
料理のランクは慎重に選ぶ
披露宴でふるまう料理は、予算と満足度の兼ね合いをみながら十分に吟味しましょう。料理は人数が増えるほど費用が増える項目なので、70人規模となると結婚式費用の中で大きなウェイトを占めます。とは言え料理にかける費用を抑え過ぎてしまうと、質が下がったり種類や品数が少なくなったりと物足りなく感じることも。料理を楽しみにしているゲストは多いため慎重に考えましょう。
プログラムはゆとりのある進行にする
プログラムは詰め込み過ぎず、ゆとりのある時間配分を意識したいところです。ゲストの人数が多めなので、ゲストと交流するための演出を取り入れると、思いの外時間がかかる可能性があります。ゲストにゆっくりと食事や歓談を楽しんでもらうためにも、各演出にかける時間は少し長めに取っておくと良いでしょう。
ゲストみんなが楽しめるかを重視する
料理や演出、ギフトなどのゲストへのおもてなしは、子どもから大人までどの世代でも楽しめるかを考えることが大切。70人規模になると、ゲストの世代も幅広くなります。やみくもに何でも叶えようとすると予算が足りなくなってしまうので、ゲストへのおもてなしを重視するなら自分達の衣裳代を少し節約するなど、メリハリをつけるのがポイントです。
70人規模の結婚式におすすめの演出
幅広い世代が集まる70人規模の結婚式では、演出選びも大切。70人規模の結婚式で人気の演出を紹介します。
定番の「ケーキ入刀&ファーストバイト」
ケーキ入刀は結婚式の定番で世代を問わず楽しんでもらえる演出です。ゲストの人数にも左右されないので、大人数でもスムーズに進行できます。
ファーストバイトとは、ケーキ入刀の後に新郎新婦がケーキを食べさせ合う演出のこと。みんなに写真撮影してもらったり、代表でゲストの何人かに参加してもらったりすればゲストも一緒に盛り上がれます。ファーストバイト以外にもさまざまな「●●バイト」があるので、詳しく知りたい場合はこちらの記事を参考にしてください。
ゲストから人気の「デザートビュッフェ」
デザートビュッフェは老若男女問わず人気の演出のひとつ。70人の場合、テーブルの設置方法を工夫したり、スタッフに配ってもらったりすればみんなが平等に楽しめます。ゲストの満足度を高めたい場合におすすめです。
ゲストとの思い出を残せる「テーブルごとの写真撮影」
個別の交流に時間を費やすのはなかなか難しい70人規模の結婚式では、テーブル単位の演出を取り入れるのもおすすめ。例えば、新郎新婦が各テーブルに回って写真撮影を行うと、ゲストと交流しながら思い出も残せます。メガネやヒゲ、メッセージカードやハートモチーフなどのフォトプロップスを用意すれば、みんなでわいわい楽しめるでしょう。
70人規模の結婚式の内容に悩んだらアルカンシエルに相談を
撮影:アルカンシエル luxe mariage 名古屋
結婚式のイメージがなかなか固まらない、費用面が不安など、疑問や困ったことがある時はぜひアルカンシエルに相談してください。家族やゲストへの感謝を伝えることに重きをおいたプランニングや、受賞歴ある料理でのおもてなしに定評があり、クチコミサイトでは1位を獲得。プロフェッショナルなスタッフが、70人規模の結婚式を成功させるため親身にサポートします。
以下サイトではブライダルフェアの予約はもちろん、「プランを見る」からプランをチェック可能です。金額と人数も載っていてわかりやすくなっています。
70人規模の結婚式でゲストと最高の1日を過ごそう
70人規模の結婚式は平均から見ると大きめですが、一般的な範囲であり成功させることは難しくありません。ポイントは、幅広いゲストがそれぞれ満足できるかを考えること。とは言え予算との兼ね合いもあるので、どの部分を重視したいかふたりで話し合って、自分達らしい結婚式を挙げてくださいね。