感謝がテーマの結婚式|ゲストへの「ありがとう」の伝え方13選
結婚式は、永遠の愛を誓うとともに、参列してくれたゲストにこれまで支えてくれたことに対する感謝の気持ちを伝える場でもあります。この記事では「ゲストへ感謝を伝える」をテーマに、挙式、披露宴までの間、披露宴といったシーンごとのおすすめの演出、注意点を紹介します。ふたりらしい形で感謝の気持ちを伝えるにあたっての参考にしてみてくださいね。
感謝を伝える結婚式|挙式
まずは「ベールダウン」や「誓いの言葉」など挙式で感謝の気持ちを伝える方法を紹介します。挙式のみを考えているカップルも参考にしてみてください。
①花嫁の母に感謝を伝える【ベールダウン】
ベールダウンとは花嫁の母に感謝を伝える演出で、挙式直前に花嫁のベールを下ろすものです。最後の花嫁支度として大切な人に下ろしてもらうもので、バージンロードを歩く前に花嫁の母によって行われるのが一般的。言葉で感謝を伝えるのが恥ずかしいという花嫁におすすめです。
また母からの「幸せに」という気持ちがこもった演出でもあり、他のゲストも感動できる思い出に残るシーンになるでしょう。
②人前式での【誓いの言葉】
人前式は教会式、神前式や仏前式のように神や仏に誓うのではなく、家族やゲストに向けて誓うもの。人前式での誓いの言葉の中にゲストへの感謝の気持ちを伝える言葉を入れてふたりで読み上げるのもおすすめです。
感謝を伝える結婚式|挙式と披露宴の間
挙式から披露宴の間も、新郎新婦からゲストへ感謝の気持ちを込めたおもてなしをしたいですね。続いては挙式と披露宴の間でできる演出を紹介します。
③待ち時間も楽しめる【ウエルカムパーティ】
ウエルカムパーティを行うことで、ゲストに披露宴までの待ち時間を楽しんでもらえるでしょう。食べ物や飲み物でのおもてなしや、ふたりで一緒に参加をし「来てくれてありがとう」と言葉にして気持ちを伝えてみても。
④エスコートカードや席札に【メッセージ】
エスコートカードや席札にメッセージやコメントを残す演出も。エスコートカードとは、ゲストに披露宴会場で座る席を案内するためのカードで、ゲスト一人ひとりにメッセージを添えられます。披露宴中は新郎新婦とゆっくり話せる時間がなくても、感謝の気持ちを伝えられます。ほんの一言のメッセージでも、ゲストも喜んでくれるでしょう。
感謝を伝える結婚式|披露宴
披露宴ではいろいろな演出を行えるので、参列ゲストへの感謝の気持ちもたくさん伝えられるでしょう。ここからはゲストへの感謝をテーマにした披露宴の演出を紹介します。
⑤入場シーンの代わりに【新郎新婦がゲストをお出迎え】
披露宴が始まる前、一般的な新郎新婦入場の代わりに会場入口に新郎新婦が立ってゲストを迎え入れる演出。新郎新婦がゲストを迎えることで、結婚式に参列してくれたことや祝ってくれたこと、日ごろの感謝を表します。ゲストも思いがけず嬉しい気持ちになるでしょう。
⑥クオリティにこだわる【料理】
披露宴の料理はゲストの楽しみのひとつでもあり、料理にこだわることでゲストも喜んでくれるでしょう。料理のランクをただ上げるだけではなく、試食して納得できるものを提供します。費用面が厳しい場合には、メイン料理のみランクアップするなど厳選してみては。
⑦新郎新婦が行う【ケーキサーブ】
ウエディングケーキやデザートを新郎新婦がふたりでゲストへ取り分ける演出です。新郎新婦が直接行うことで、より感謝の気持ちを伝えやすくなります。ゲストへ手渡しする際に一言感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
⑧本人にそっと伝える【メッセージプレート】
デザートにメッセージを添えるメッセージプレートは、特定のゲストに感謝を伝える演出として最適です。親などの親しい人、スピーチを担当してくれた人などにおすすめです。ゲストの中には、自分に視線が集まるようなことを苦手とする人もいるかもしれません。そのようなゲストにも細やかな気遣いをしつつ、感謝を伝えられる演出です。
⑨ゲスト一人ひとりを主役に【紹介ムービー】
新郎新婦の紹介ムービーの中で、ゲスト一人ひとりを主役として紹介する演出。紹介ムービーは見ながら楽しめることが大切です。ムービーの中にゲストをたくさん映すことで、ゲストにも楽しんでもらえます。写真のセレクトには、偏りなどがないように一人ひとりを想って慎重に選んでください。ゲストには、事前に写真や映像を提供してもらえるように連絡しましょう。
⑩ゲストと交流【テーブルラウンド】
お色直し後の再入場時、テーブルラウンドでゲストとの時間を作る演出です。テーブルラウンドとは、新郎新婦が各テーブルを回り、ゲストにビールをサーブしたり、いっしょに写真を撮ったりすること。ゲストと直接対面し、会話をしたり笑いあったりできる貴重な時間です。言葉や行動で感謝の気持ちを伝えましょう。
⑪ふたりで伝える【謝辞・花束贈呈】
披露宴の最後の謝辞をふたりで行ったり、両家の親に花束を贈呈したりして感謝を伝えます。一般に謝辞は新郎だけで行うことが多いのですが、ふたりで行うことで、より感謝の気持ちを伝えられるでしょう。花束贈呈では、親が好きな花や感謝の気持ちが伝わる花言葉を意識した花を選んでみてはいかがでしょうか。
⑫ゲストへの感謝のコメント【エンドロールムービー】
新郎新婦の退場シーンで、流れるエンドロールムービーの中にゲストとの写真とメッセージを残す演出です。ゲスト一人ひとりに向けて伝えたいことは違うはず。感謝の気持ちのこもったメッセージを考えてみてはいかがでしょうか。楽しい披露宴の最後でゲストも感動し、思い出に残るでしょう。
⑬引出物に添えて【サンクスカード】
引出物にサンクスカードを添えて感謝の気持ちを伝える演出です。サンクスカード(サンキューカード)とは、ゲストに新郎新婦から「参列してくれてありがとう」の気持ちを込めて渡すメッセージカードのこと。引出物に添えることで、帰宅してからのサプライズにゲストも喜んでくれるでしょう。メッセージを書く際は一人ひとりへの感謝の気持ちを大切にしながら、何人も同じような内容になっていないか注意してください。
結婚式で感謝を伝える際の注意点
結婚式で感謝の気持ちを伝えるには、何よりもゲストに喜んでもらえることが大切です。最後に注意したいポイントを説明します。
時間配分や回る順番を考慮する
テーブルラウンドといったゲストに直接感謝を伝える演出では時間配分が大切です。披露宴の際、新郎新婦が近くに来ることでゲストにも喜んでもらえます。ゲスト全員と話をすることを考え、どのくらいの時間が充てられるか事前にスタッフに相談しましょう。
特に一緒に写真を撮るフォトラウンドでは、時間配分だけではなく回る順番も考慮したいもの。「このゲストと必ず写真を撮りたい!」というような希望があれば、事前に打ち合わせで伝えておくと安心です。
ゲスト全員に喜んでもらえることを意識する
特定のゲストだけではなく、ゲスト全員に喜んでもらえることを意識しましょう。紹介ムービーやエンドロールムービーでは、特定のゲストを中心にしすぎたり、度をすぎて悪ノリしたり、身内にしか分からない笑いをとったりするのは避けます。おめでたい場であることから、忌み言葉にも注意してください。
アルカンシエルなら感謝を伝える結婚式が叶う
アルカンシエルは「感謝を、式のまんなかに。」をコンセプトに、感謝を伝えることを大切にしている結婚式場で、これまで4万人以上の結婚式をお手伝いしてきました。口コミでも1位を獲得しており、おふたりだけではなくゲスト目線も大切にしたプランニングに強みがあります。披露宴前にはプラス30分のウエルカムパーティを設けゲストとリラックスして過ごせるのも魅力的。ゲストへのおもてなしを重視したいおふたりを全力でサポートいたします。ぜひ一度ブライダルフェアへお越しください。
結婚式はゲストが喜ぶ演出で感謝の気持ちを伝えて
結婚式で感謝を伝えるには、ゲストが到着する受付から、挙式、待ち時間、披露宴まで全体を通しての心配りが大切です。新郎新婦の想いが伝わるメッセージやコメントなどを演出に加えれば、ゲストにも喜んでもらえるでしょう。ゲスト一人ひとりに喜ばれる演出を選んで、これまでの「ありがとう」の気持ちを伝えてみませんか。