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結婚式準備

2022.08.15

結婚式の芳名帳って必要?役割や種類、手作りアイディアを紹介

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芳名帳とは、結婚式で参列者が名前や住所などを記入するもの。「結婚式を挙げる際は用意するべきもの」となんとなく思っている人もいるかもしれませんが、実はとても重要な役割を担うアイテムです。そこで本記事では芳名帳の必要性や役割、種類などとともに、オリジナリティ溢れる手作り芳名帳のアイディアも紹介します。

そもそも芳名帳とは?結婚式で必要な理由

まずは、結婚式で使われる芳名帳がどのようなアイテムなのか押さえていきましょう。併せて、結婚式における芳名帳の必要性についても紹介します。

結婚式の参列者が名前・住所を記帳する帳面

芳名帳とは、結婚式当日に参列者が受付で名前や住所を書くための帳面のことです。英語では「ゲストブック」とも呼ばれています。
<芳名帳の記入項目>
  • 名前
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス など

情報管理・状況把握のために必要なアイテム

芳名帳は参列者に関する情報の管理や、状況を把握するのに役立つため、結婚式には欠かせません。次項では、結婚式における芳名帳の役割について詳しく解説します。役割を知れば、芳名帳がなぜ必要なのかが理解できるはずです。

結婚式における芳名帳の役割

結婚式で芳名帳が必要な理由は、その役割にあります。芳名帳によって主催者側が参列者のことをしっかりと把握できれば、何かトラブルがあった場合でもきちんと対処できます。さっそく、芳名帳の主な役割について見ていきましょう。

参列者の到着状況を確認する

芳名帳があれば、参列予定の人が結婚式会場に到着しているかどうかをスムーズに確認できます。なぜならば、結婚式会場に到着した参列者は、受付に案内されて芳名帳に名前を記入するから。芳名帳に書かれた名前と事前に用意したゲストリストを照らし合わせることで、到着状況が確認できるというわけです。
また、参列者自身が書く芳名帳なら記入漏れがないため、確認漏れを防げるでしょう。もし到着していない参列者がいた場合は、式場スタッフからその参列者に連絡を取ってもらうなどの対処ができます。

名前に誤りがないか確認する

芳名帳への記名によって、旧字体表記のミスなど、主催者側による参列者の名前表記の誤りを確認できます。もし席次表などに表記ミスがあった場合でも、芳名帳と照らし合わせることでそのミスに気づけるので、作り変える、またはお詫びをするなどのフォローが可能です。

住所が変わっていないか確認する

主催者側で把握している住所と芳名帳に書かれた住所を照らし合わせることで、参列者の住所に変更がないかを確認できます。参列者の中には、転居などの理由で招待状送付後に住所が変わった人がいるかもしれません。芳名帳に参列者の現住所を書いてもらえば、最新の情報に更新できます。

ご祝儀をいただいたか確認する

いただいたご祝儀の中には、まれに無記名のものがあることも。そこで役立つのが、芳名帳とゲストリストです。結婚式までに、ご祝儀のチェック欄を設けたゲストリストを、芳名帳とは別に用意しましょう。結婚式当日、受付係の人が芳名帳を確認しながらゲストリストのご祝儀欄にチェックを入れれば、誰からご祝儀をいただいたか確認できますよ。

結婚式の芳名帳は主に2種類

芳名帳の種類は、大きく分けて記帳タイプとカードタイプの2種類です。ここでは、それぞれのタイプについて詳しく見ていきましょう。

結婚式当日に受付で書く「記帳タイプ」

記帳タイプは、参列者が結婚式当日に受付で記入するものです。ノートのように中綴じされているタイプだけでなく、ルーズリーフのように差し替えができるタイプなどもあります。芳名帳の中では定番スタイルなので、年配の参列者にも記入の方法などが分かりやすいですよ。
また、記帳タイプは芳名帳として1冊にまとまっているため、後で見返しやすいでしょう。

事前に書いて準備できる「カードタイプ」

1人ずつ1枚のカードに記入してもらう、カードタイプの芳名帳もあります。別名「ゲストカード」とも呼ばれるもので、ファイルに挟んだり穴を開けてバインダーに入れたりして保存します。
カードタイプの芳名帳を招待状に同封しておけば、結婚式前に参列者があらかじめ記入できます。それにより、結婚式当日はカードを受付で渡すだけで済むので、芳名帳の記入による混雑を避けられるでしょう。なお、結婚式当日にカードを忘れる参列者がいるかもしれないので、必ず予備のカードを用意しておいてくださいね。

結婚式の芳名帳に関するよくある質問

ここでは、結婚式の芳名帳に関する疑問・質問を集めてみました。「どうなのだろう」と気になることは、事前に解決しておきましょう。

芳名帳は何冊必要? 

新郎側と新婦側が1冊ずつ、計2冊の芳名帳を用意するのが基本です。受付は新郎側と新婦側で分かれているため、両方で1冊だと芳名帳の記入で受付が込み合う恐れがあります。
もし、参列者の人数が少ないなどの理由で2冊用意するか迷う場合は、出し入れ可能なバインダータイプの芳名帳がおすすめです。受付時は中身だけを2つに分けて使用でき、終了後は新郎側と新婦側のものを合わせて1冊にまとめられますよ。

芳名帳はどこで購入できる? 

芳名帳は結婚式場で取り扱っていることが多いので、まずは式場スタッフに相談してみることをおすすめします。その他、文房具店などで直接購入することも可能ですが、種類が少なめなのが懸念点です。
ネットショップであれば種類が豊富で、好みのものや結婚式のテーマ・雰囲気に合うものが見つかりやすいでしょう。芳名帳専門のショップもあるので、そちらを利用するのも良いかもしれません。

結婚式が終わった後の活用方法は? 

芳名帳は、年賀状を送る際に使う住所録として活用できます。年賀状を送ることで、結婚式に参列してもらったことへの感謝を改めて伝えられるでしょう。
また、ご祝儀を「誰に・いくらいただいたか」を芳名帳に追記しておく方法もあります。参列者の結婚式に自分がゲストとして参加する際に渡すご祝儀額の目安にするなど、今後の付き合いにも活用できますよ。

結婚式の芳名帳は手作りできる!おすすめアイディア

工夫次第で芳名帳の手作りは可能です。ここでは、芳名帳を手作りする際のアイディアを紹介します。オリジナリティに溢れる芳名帳を作ってみてはいかがでしょうか。

シートをバインダーに挟んで、シンプルかつおしゃれに

記帳タイプの芳名帳にする場合、ノート型にこだわる必要はありません。シンプルなデザインが好みの人であれば、おしゃれなバインダーにシートを挟むスタイルなどがおすすめです。例えば、シートの紙をクラフト紙にするなど、紙質にもこだわるとよりおしゃれに仕上がります。シートのデザインによってオリジナリティを出せますよ。

シールを使ってファイルを可愛くデコレーション

市販のリングファイルなどを使った、オリジナル芳名帳もおすすめです。リングファイルにテンプレートをプリントしたシートを入れ、ファイルの表側をシールやリボンなどでデコレーションすれば完成です。数字のシールを使って結婚式の日付が分かるようにしておけば、新郎新婦にとっての記念品にもなるでしょう。

カードタイプは台紙に挟んで

招待状にカードタイプの芳名帳を同封する場合は、別途用意した台紙にカードを挟むだけでおしゃれな仕上がりに。カードに関する案内文を台紙に記入できるので、カード自体のデザインをシンプルにできるというメリットもあります。カードに合わせて四角い台紙を使うのも良いですが、あえて丸い形の台紙を選んで挟めば、よりおしゃれさが増しますよ。
また、招待状本体と台紙の大きさを揃えれば、カードが封筒の中で紛失するのを避けられるでしょう。

芳名帳の必要性・役割を知り、自分達らしいものを準備しよう

結婚式における芳名帳は、参列者の正しい情報や状況を把握するために必要なもの。まずは、芳名帳の役割・種類など基本的なことに加えて、どのように準備を始めたら良いか把握しておきましょう。
また、オリジナリティを重視したければ手作りするのもおすすめです。おふたりでアイディアを出し合い、自分達らしい芳名帳を準備してみてくださいね。

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