結婚式の料理の基本
まずは結婚式の料理に関し、基本的な考え方を解説します。結婚式における料理の重要性や費用・相場、料理を選ぶ流れなどを見ていきましょう。
結婚式の料理の重要性
結婚式で重要なポイントの1つが、ゲストに出される料理です。料理を楽しみにしているゲストも多いので、おもてなしの観点から特に力を入れるべきと言えます。
たとえ新郎新婦の衣裳やその他の演出が豪華であっても、料理が物足りないとゲストにはおもてなしを軽んじているという印象を与えてしまうかもしれません。結婚式の中では食事をする時間が最も長いため、美味しい料理でもてなすことは、結婚式参加への満足度をあげることにつながります。
結婚式の料理の費用・相場
結婚式の料理と飲み物を含む費用の相場は1人当たり25,000円です(ゼクシィ結婚トレンド調査2022より)。ここから計算すると、例えばゲストが50人の結婚式は、料理費用の総額は125万円となります。これを目安に予算をどれくらい設定するか考えてみましょう。
結婚式の料理の選び方
結婚式の料理を決めるときは、以下の流れで進めるとスムーズです。
料理のジャンルには味・調理・品数の傾向が異なるさまざまな種類があります。非日常感を楽しめる種類もありますが、ゲストが食べ慣れているかも考慮したいところ。世代によっては普段食べ慣れない料理は食が進まないこともあるため、考慮しなくてはいけません。また飲み物はアルコールが苦手な人にも配慮しながら、用意する種類を考えましょう。
結婚式の料理選びのポイント
結婚式で人気の料理の種類
披露宴の食事形態はコース料理が一般的です。よく選ばれるフレンチ・和洋折衷・和食・イタリアン・中華のコース料理について、特徴やコース例を紹介します。
フレンチ
結婚式のコース料理で最も多く選ばれているのが、フレンチ(フランス料理)です。オマール海老やトリュフといった高級食材を使った料理に、それに合わせたワインが出されるなど、非日常感を味わえる内容が魅力的。結婚式で出されるようなフォーマルなフレンチコースは7品~10品ほどが一般的です。美味しさや見た目の美しさに加えて、品数でも満足感を得られやすいでしょう。
- アミューズ(突き出し)
- オードブル(前菜)
- スープ
- 魚料理
- 口直し
- 肉料理
- デザート
- 飲み物・お菓子
和洋折衷
フランス料理の次に人気が高いのが和洋折衷の料理です。フランス料理と日本料理などを組み合わせた料理が多いですが、結婚式場によっては、和食・洋食・中華などさまざまな料理を組み合わせることもできます。幅広い年齢層のゲストが食べやすいメニューを選べることも魅力です。
- アミューズ
- 前菜
- スープ
- 刺身
- 魚料理
- 肉料理
- デザート
和食
和食は神前式など和の挙式スタイルと好相性です。鯛や伊勢海老、松茸、お赤飯といった縁起のよい高級食材が使用されます。品数も十分にあり、彩りの鮮やかさでも満足してもらえるでしょう。洋食になじみのない年配のゲストにも好まれます。
- 前菜
- 汁物
- 刺身
- 蒸し物
- 魚料理
- 口直し
- 肉料理
- 食事
- デザート
イタリアン
レストランウエディングなどでよくふるまわれるのが、イタリアン(イタリア料理)です。堅苦しくない雰囲気のカジュアルなウエディングパーティなどにぴったり。イタリアンの品数は5品~7品と少なめですが、1品の量が多いのが特徴です。
- 前菜
- パスタ(リゾット)
- 肉料理
- 野菜料理
- チーズ
- デザート
中華
中華は結婚式の料理としては比較的珍しい種類です。北京ダックやフカヒレ・伊勢海老を使った料理など、高級なメニューも多数存在し、ボリューム満点で食べ応えがあります。香辛料が使用されることが多いため、スパイシーな味付けや濃いめの味付けが苦手な人がいることも考え、配慮が必要です。
- 前菜
- スープ
- 主菜
- 主菜(お祝いの魚料理)
- 主菜(肉料理)
- 主菜(魚介料理)
- 主食
- デザート
結婚式の料理選びのチェックポイント3つ
結婚式でふるまう料理を選ぶ際には、美味しいだけではなく見た目やボリュームにも着目することが大切です。特に重視するポイントを確認しておきましょう。
1.味の良さ・見た目・ボリューム
当然ながら、料理の美味しさは最も重要なポイントです。新郎新婦の幸せそうな姿と料理の美味しさで、ゲストはさらに幸せな気持ちになるでしょう。
見た目の華やかさも料理に欠かせない要素。キレイな料理が出てくるとインパクトがあり強く印象に残る他、写真を撮り、記録にも残したくなります。こだわりの演出をして目で楽しめる内容にすることが大事です。
味や見た目の良さに加えて、ゲストに満足してもらえる品数やボリュームがあることも大切です。品数やボリュームが少ないと物足りなさを感じ、結婚式の印象がいまいちになってしまう可能性もあります。おなかが満たされることで気持ちも満たされやすくなるでしょう。
2.ゲストに食物アレルギーや苦手な食材がないか
アレルギーや苦手な食べ物があるゲストがいないかを事前に確認しておきましょう。同時に、別の食材でメニューを用意してもらえるかも結婚式場に確認する必要があります。招待状に同封する出欠の返信はがきに、避けるべき食べ物の記入欄を設け、詳細を書いてもらうと、スムーズに準備することができます。
3.年配者・子ども・妊娠中のゲストなどに配慮できるか
年配者や子ども、妊娠中のゲストがいる場合は、他のゲストと違う料理を準備した方が良いか、事前に確認しておくと安心です。例えば年配のゲストには、量を少なくすることや味を薄めにすること、硬い食材を避けるといった配慮が必要な場合もあります。
小さい子どもには、子ども用のコース料理を準備するか親と相談して決めましょう。また妊娠中のゲストには、生ものを避けたり、ノンアルコールのドリンクを用意したりなどの配慮があると親切です。
結婚式の料理 | ゲストが喜ぶこだわりの演出
結婚式の料理をふるまう際にこだわりの演出をすることで、よりゲストに喜んでもらえます。結婚式の料理でおすすめの演出を紹介します。
こだわりのオリジナルメニュー
地元の食材を使用した郷土料理や、ふたりの思い出の料理を再現したオリジナルメニューなども人気。料理にまつわるふたりのエピソードを添えたり、ふたりでメニュー名を考えたりすれば、オリジナル感が増します。ゲストへのメッセージを込めたオリジナルメニューは心が温まる演出です。
臨場感溢れるライブキッチン
ゲストの目の前で調理を行うライブキッチンも人気があります。臨場感溢れる演出を楽しみながら、出来立ての料理を食べてもらえるのが魅力です。音や香り、パフォーマンスによって五感が刺激され、料理への期待がさらに高まることでしょう。
おしゃれでワクワクできるデザートビュッフェ
さまざまな種類のデザートをビュッフェ形式で提供するデザートビュッフェも人気の演出です。見た目がおしゃれで華やか、そして見映えするキレイな写真も撮れます。
またデザートビュッフェは、ゲストが自分の好みに合わせてデザートをセレクトできるところも魅力です。こってり甘いデザート、フルーティなデザート、甘みが控えめなデザートなど、いろいろな好みを想像しながら用意しましょう。
アルカンシエルの料理なら、ふたりの想いと感謝の気持ちを表現できる
結婚式を通じて感謝の気持ちを伝えることをコンセプトにするアルカンシエルは、結婚式の料理にも「ゲストへのおもてなし」のためのさまざまな魅力があります。世界的コンテストで最優秀賞を受賞したシェフ監修のこだわりの料理を提供し、結婚式の料理のプロが真心を込めて調理。またライブキッチンなど、ゲストをより楽しませる演出もできます。食材から調理法まで吟味してつくる一皿で、ゲストに感謝を伝えることもできるでしょう。
内容はおふたりと打ち合わせをし、おふたりらしさが出るようなオリジナルメニューをご提案します。当日はおふたりの結婚式でしか味わえない、想いのこもった特別な一品でゲストをおもてなししませんか。アルカンシエルの料理はブライダルフェアの試食会でも味わえます。ぜひ実際に体験してみてください。
アルカンシエルの料理に対する想いを映像でお届けするYouTubeチャンネルはこちら。
アルカンシエルのブライダルフェアは、こちらからご予約いただけます。
結婚式ではこだわりと真心の料理でゲストをもてなそう
結婚式で提供される料理は、ゲストの結婚式に対する印象を左右する重要なポイント。味や見た目の美しさだけではなく、品数やボリュームも考慮することが成功への鍵です。また演出にもこだわるとゲストをさらに楽しませられます。美味しい料理にいっぱいの感謝を込めておもてなしをし、ゲストが素敵な時間だったと満足できる結婚式にしましょう。