300万円の結婚式費用で何ができる？ゲストの人数と内訳例、予算内に収めるポイント
結婚式の予算として300万円ほどを考えている場合、何ができるでしょうか？基本的な結婚式の内容は実現可能ですが、こだわりがある場合は予算内に収まるように工夫するのがポイントです。今回は、予算が300万円の結婚式を想定した場合、行える内容や招待できる人数を解説。さらに予算内で自分達の理想を叶えるためのコツも紹介します。
結婚式の予算300万円でどんなことができる？
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」によると挙式と披露宴、ウエディングパーティといった結婚式全体にかかる費用の平均額は327万1,000円で、招待したゲストの人数の平均は49.1人です。結婚式場や結婚式の内容によって大きく左右されるものの、この結果からみると予算が300万円ほどあれば、基本的な内容を網羅した結婚式を挙げることは可能と考えられます。
また、予算300万円はすべてふたりの貯金から出すというわけではありません。結婚にあたり親からの援助金をもらった場合や、披露宴でゲストからご祝儀を受け取れる場合は、予算に含めて考えるカップルが多いようです。
【300万円の結婚式】費用の内訳
結婚式では、挙式や披露宴以外にもゲストへのお礼などの費用が発生します。主な項目と平均費用を紹介するので、予算内に収めるために把握しておきましょう。
挙式の費用
挙式料の全国平均は35.1万円です。プランにもよりますが、挙式の会場料や、牧師・司祭者・オルガン奏者などの人件費が含まれています。なお、教会式や人前式といった挙式スタイル、結婚式場のエリアや選んだオプションなどによっても変わってきます。
ふたりの衣裳代
新婦の衣裳の購入・レンタル費用の平均は51.0万円、新郎の衣裳の購入・レンタル費用の平均は16.9万円です。新婦はウエディングドレスもしくは白無垢とお色直しのカラードレス、新郎はタキシードや紋服が定番。選んだ衣裳に伴ってヘアメイク代や着付け代、小物代などが別途発生することもあります。
披露宴での飲食費
披露宴での飲食費用の平均は100.9万円です。ゲストに楽しんでもらうためにこだわるカップルが多く、結婚式費用の中で大きなウエイトを占める部分です。招待するゲストの人数によって大きく変動するので、費用を計算する際は気を付けましょう。
挙式・披露宴での演出
演出はカップルごとに内容が異なるため、費用もまちまちです。人気の演出としては、フラワーシャワーや親への花束贈呈、ブーケトス、プロフィールムービーの上映、新郎新婦がウエディングケーキを食べさせ合うファーストバイトなどがあります。オリジナリティを出しやすい部分なので、予算に応じて調整しましょう。
ゲストへのおもてなし
参列してくれたゲストへのおもてなしや、お手伝いをしてくれたゲストへのお礼も忘れずに。例えば結婚式場が駅から離れている場合、送迎バスやタクシーチケットの手配が必要となります。遠方から来てくれたゲストには、お車代を包む例もあります。その他、引出物を用意したり、受付・余興・二次会幹事などを引き受けてくれた友人へはお礼を包んだりするのがゲストへの基本的なマナーです。
【300万円の結婚式】招待できるゲストの人数と内訳例
結婚式の予算300万円の場合、ゲストは50人前後呼べると考えておくと良いでしょう。ゲスト1人当たりにかかる費用や内訳例を紹介します。
予算300万円ならゲストは50人前後が妥当
結婚式費用の平均約327万円に対し、ゲストの人数の平均は49.1人なので、そのくらいの人数が妥当と考えられます。ゲスト1人あたりにかかる費用は、飲食代の平均が約2万円、引出物代が約6.000円なので、およそ2.5万円ほどです。2.5万円×50人とすると、ゲストにかかる費用は125万円。感謝を伝えたいのでなるべくゲストに費用を割きたいという場合も、他の費用などを鑑みると40～60人くらいが無理なく呼べる範囲と言えます。
ただし、結婚式場や内容により費用は変わるのであくまで目安です。また、ゲストの人数が多いほど1人当たりの費用が安くなる傾向があることも知っておいてください。
ゲスト50人の場合の予算の内訳例
ゲスト50人の場合の予算の内訳例をみてみましょう。
- 親からの援助金：平均163.7万円
- ご祝儀：友人1人当たり平均3万円×50人
- 自己負担額：0円
この場合、結婚式費用は援助金とご祝儀でまかなえる計算になります。ただしこちらもあくまで目安なので、援助金がない場合なども想定しておくことが大事です。
こんな時はどうする？300万円で理想の結婚式を叶えるポイント
予算300万円なら一般的な結婚式の内容を実現するには十分な金額と言えますが、こだわりたいポイントがある場合はメリハリをつけて調整することが大切です。300万円以内で理想の結婚式を叶えるポイントを紹介します。
予算内に収めるには「かけどころ」と「抑えどころ」を決めよう
結婚式を予算内に収めるためには、お金の「かけどころ」と「抑えどころ」を決めることがポイントです。希望をすべて盛り込もうとすると、予算オーバーしてしまいがちです。
希望の内容に優先順位をつけ、ここは優先的にお金をかける、ここは少し抑えめにするなど、お金のかけ方にメリハリをつけてみましょう。そうすれば満足感が高い結婚式が実現できます。
希望の会場がある場合は？
希望の会場があるけれど予算オーバーしそうな場合は、費用を抑えられる項目がないか式場スタッフに相談してみましょう。例えば、結婚式の日程として人気のある日を避けると、割安な料金になっている傾向があります。具体的には、気候が安定しない季節やお日柄がよくないとされる日、平日、夜などが挙げられます。
また、ブライダルフェアに足を運べば、特典がついて費用がお得になる場合があるので要チェックです。
料理にこだわりたい場合は？
ゲストへのおもてなしを重視して料理にこだわりたい場合は、他の部分で節約できないか工夫してみましょう。例えばペーパーアイテムを手作りするなど、可能な部分はなるべくふたりが手をかけるのも節約術のひとつ。手作り感のあるアイテムは、よりふたりの気持ちを込めやすいので、ゲストにしっかりと感謝を伝えられます。
限られた予算の中で料理を楽しんでもらいたいなら、ふたりの地元の料理・食材を取り入れる、シェフのパフォーマンスが可能な会場を選ぶなど、ランクではなく内容にこだわるのもおすすめです。
和装と洋装どっちも着たい場合は？
衣裳は生地やデザインなどによって大きく金額が変わるので、選び方や組み合わせを工夫すれば予算内で和装と洋装を叶えることも可能です。
和装は絹のものと化学繊維のものでは値段に差が出ます。洋装はブランドのものは高くなる傾向があるので、和装の費用と調整して選びましょう。また、結婚式場と提携しているショップでレンタルすると、自分達で持ち込むよりも安くなる可能性があります。
結婚式費用の相談もできる、アルカンシエルのブライダルフェア
予算内で納得のいく結婚式を挙げたいなら、まずはアルカンシエルのブライダルフェアに参加してみてください。アルカンシエルは「感謝を、式のまんなかに。」をコンセプトに、今まで4万組以上の結婚式をお手伝いし、口コミでも1位を獲得しています。
プロフェッショナルなスタッフが、ふたりの予算に応じた結婚式をプランニング。「結婚式のイメージがわかなくて」というカップルにも、ブライダルフェアなら気軽に参加しやすいと評判です。
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予算300万円なら自分達らしい結婚式を挙げることも可能
結婚式の予算300万円は平均的な費用のため、一般的な内容は実現可能。家族の他にも友人や恩人を招くこともできるでしょう。しかし自分達のこだわりや個性を出していくためには、どの部分にこだわるかメリハリをつけていくことも大切です。不明点や悩みがあれば、ぜひブライダルフェアに参加して、自分達らしい結婚式を挙げる方法を相談してみましょう。
※本記事内の費用に関する部分は、「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」を基に記載しています。
