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婚姻

2024.02.12

先輩カップルの結婚に向けての平均的な貯金額は?

結婚に向けては、200万円前後を目標に貯金をするカップルが多いようです。「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」によると、結婚に向けて貯金をしたというカップルの割合は全体の87.6%で、ほとんどの先輩カップルが貯金をしていたという結果です。その中で、首都圏で見た平均貯金額は200〜300万円が22.3%と最多、次いで300〜400万円が20.9%、100〜200万円が16.1%となっています。
工夫次第では貯金なしでも結婚はできますが、理想の結婚式を挙げたい、結婚に関する記念品や思い出がほしいと考えるのであれば、やはり貯金はあった方が安心と言えるでしょう。

貯金に向けて知っておきたい、結婚に必要な費用

婚約・結婚式・新生活と、結婚に向けては段階的に必要となる費用があります。各項目の平均相場を紹介するので、貯金の目標額を決める際の目安にしてください。

結婚費用の平均総額

結婚に関連して必要な費用の平均総額は421.2万円です。平均貯金額より多くなっているのは、お祝いなどでもらえるお金もあるからです。また、こだわって豪華にしたり、シンプルに済ませたりと内容によっても金額は大きく変わってきます。どんなことにどれくらい必要なのか、詳しくみていきましょう。

【結婚前】婚約指輪・結婚指輪・結納など

まずは結婚前に必要な費用について。結婚前には、指輪や結納などの費用が発生します。
  • 婚約指輪:40.4万円
  • ふたり分の結婚指輪:27.0万円
結婚指輪はシンプルで普段使いしやすいデザインを選ぶ人が多いので、婚約指輪より安くなる傾向があります。
  • 結納の場合の会場費+食事代:10.5万円(結納金別途)
  • 顔合わせ食事会の会場費+食事代:7.2万円
結納とは両家で婚約の儀式を行うことです。最近では結納ではなく両家で顔合わせ食事会を行うのが主流になっています。

【結婚式】挙式・披露宴

続いて、結婚式の費用についてみていきます。
  • 挙式+披露宴の平均総額:347.3万円
結婚費用の大部分を占める項目ですが、実際には内容や会場、ゲストの人数などによって大きく異なるので、あくまで目安として捉えてください。挙式スタイルや演出はどうするか、どの範囲までの人を招待するかは、ふたりの希望と予算を考慮しバランスが取れる選択をすることが大切です。

【結婚後】新生活・新婚旅行など

最後は、結婚式を終えた後にかかる費用です。主に新婚旅行や新生活でまとまった金額が必要となります。
  • 新婚旅行:33.9万円(+お土産代:4.1万円)
近年では、新婚旅行の行き先は海外より国内を選ぶカップルが多く、特に沖縄が人気です。「思い切って海外へ」と考えると費用はもう少し上がるでしょう。
  • 新生活:状況により異なる
結婚を機にふたりで新生活を始めるなら、引っ越し費用や家電の購入費用などが発生します。すべて一から揃えるとなると、90万円前後くらいはみておいた方が良いかもしれません。

貯金以外にも結婚資金に充てられるお金

結婚に必要な費用をまるまるふたりの貯金から支払わなければならないわけではなく、お祝いなどをもらえたら結婚資金に充填できます。結婚に際し、もらえることの多いお金を紹介します。

親からの援助金

結婚式に対して親からもらったという援助金の平均額は163.7万円です。援助金を受け取ったというカップルの割合は全体の73.5%で、結婚資金としては心強いお金となるでしょう。しかし4人に1組は援助がなかったとも考えられる結果なので、援助がなくても動けるように早い段階から貯金をスタートしておくのがおすすめです。

ゲストからのご祝儀

結婚式ではゲストからご祝儀を受け取れる場合が多く、ご祝儀の平均総額は185.2万円です。ただし、招待するゲストの人数によって金額は異なります。友人1人当たりのご祝儀の平均額は3万円なので、招待したい人数で計算してみると良いでしょう。
なお、ご祝儀は結婚式当日にもらえるものです。結婚式の費用は基本的には前払いのため、いったんは自分達の貯金から支払う必要があります。ご祝儀で結婚式費用を補填しようと考えている人は注意が必要です。

国や自治体、会社からもらえるお金

結婚時、国や自治体、会社に申請するともらえるお祝い金や補助金があります。支給条件や申請方法、申請先はそれぞれ異なるので、事前によく確認しておくことが重要です。結婚と同時に妊娠もしている場合は、もらえる補助金がさらに増える可能性もあります。

結婚に向けて賢く貯金するポイント

貯金を始めたけれどうまく貯まらないといった悩みを抱えている人は少なくないはず。効率よく貯金するポイントを紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

結婚費用を割り出して貯金の目標額を決める

貯金のモチベーションを上げるには、まずは期限と目標額を設定するのがおすすめです。いつ頃結婚式を挙げるか、新婚旅行はどこに行きたいかなど具体的な希望を挙げていけば、自ずと必要な金額がみえてきます。共通の目標を持つことでパートナーとも協力しやすくなり、絆もより深まっていきますよ。

毎月の出費を把握して節約する

毎月の出費額を書き出し、節約できる部分がないか確認してみましょう。家計簿アプリなどを活用すると手軽に始められます。特に携帯電話の通信料金、サブスクリプションサービスなど、月々支払いが必要となる固定費を見直してみることで節約につながるかもしれません。

ふたりで結婚資金積み立ての専用口座を作る

結婚資金専用の積み立て口座を作り、ふたりで毎月決まった金額を貯金していくと効率的です。生活費の口座とは分けることで、どれくらい貯まったのか、あとどのくらい必要なのかが明確になります。新しい口座にふたりの夢が詰まっていく喜びも感じられるでしょう。

先取貯金で確実に

毎月余った分を貯金するのではなく、給料が入ったタイミングで決めた金額を口座に入れると確実に貯金できます。銀行の自動積み立てなどを利用するのも手です。先に貯金に回すことで、「今月はお金を遣い過ぎてしまった」という無駄遣いも減らせるかもしれません。生活のやりくりは残ったお金ですることになるので、無理のない金額をふたりで話し合ってみてください。

結婚式の費用に悩んだらアルカンシエルのブライダルフェアへ

撮影:アルカンシエル luxe mariage 大阪
結婚式を考えているなら、アルカンシエルのブライダルフェアに足を運んでみるのがおすすめです。アルカンシエルでは、プロフェッショナルなスタッフがおふたりの予算に応じた結婚式をプランニング。おふたりの悩みや希望に寄り添いながら、こだわりを整理するお手伝いをいたしますので、予算内で自分達らしい結婚式を挙げることができるかもしれません。まだ明確なイメージが湧いていないという人も、デート感覚で参加してみてください。
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結婚費用を把握して計画的に貯金しよう

結婚に向けては200万前後を目標に貯金するカップルが多いようです。限られた時間で効率よく貯金するには、今回紹介したポイントを参考にしてみてください。また、ふたりの晴れ舞台は、家族や友人も応援してくれるかもしれません。もし結婚式の費用に関して不安があるなら、ブライダルフェアなどで相談するのもおすすめです。結婚費用を正確に把握して計画的に貯金し、自分達らしい結婚式を挙げてくださいね。
※本記事内の費用に関する部分は、「ゼクシィ 結婚トレンド調査2023」を基に記載しています。

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