【結婚式】子供が活躍する演出アイディア集。配慮するべきポイントも紹介
親族や友人の子供が結婚式に参列してくれるなら、結婚式の演出を子供に手伝ってもらうのもアイディアの1つです。新郎新婦を始め、参列するゲストも可愛らしい子供の所作に思わずほっこりし、結婚式が温かい雰囲気に包まれます。子供にお願いできる演出にはどのようなものがあるのか、演出をお願いする上で押さえておきたいポイントなども解説します。
【挙式】子供が活躍する結婚式の演出
結婚式は一般的に挙式と披露宴で構成されます。まずは、挙式でおすすめの子供の演出を紹介しましょう。チャペル挙式であれば、その雰囲気と相まって、子供はまるで天使の様な可愛さに。より一層、挙式を思い出深いものにしてくれるに違いありません。
演出①ベールガール・ボーイ
新婦が入場の際に、ベールの裾を持って歩くベールガール・ボーイ。ウエディングドレスをより美しくみせてくれる演出です。花嫁の歩調に合わせて歩いてもらう必要があるので、小さい子供だと難しい場合も。お願いする人数は1人~3人で、年齢は3歳以上を目安としましょう。
演出②フラワーガール・ボーイ
かごに入れた花びらをバージンロードにまきながら、花嫁の前を歩くフラワーガール・ボーイ。お花でお清めをして、悪魔を寄せ付けないようにする意味があります。ベールガール・ボーイよりは気を付けないといけないことが少ないので、気軽にお願いしやすいでしょう。
演出③フラッグガール・ボーイ
新郎新婦が入場するタイミングで「Here comes the bride」(もうすぐ入場するよ)という旗を持って、新郎新婦の登場を知らせるフラッグガール・ボーイ。サインベアラーと呼ばれることもあります。旗のデザインに決まりはないので、結婚式のテーマに合わせた旗を用意しましょう。
演出④リングガール・ボーイ
リングピローに乗せた結婚指輪を運ぶ役割を担う、リングガール・ボーイ。結婚指輪を落とさずに運ぶ必要がある他、挙式が進行している中で運ぶことから緊張を伴う演出です。そのため、依頼する場合は4歳以上(目安)の子供にお願いすると良いでしょう。万が一の時のために、蓋付きのリングピローを用意できると、新郎新婦にとっても、子供にとっても安心です。
【披露宴】子供が活躍する結婚式の演出
披露宴にも、子供が活躍できる演出があります。子供にとっても演出に参加することでメリハリが生まれ、最後まで飽きることなく結婚式を楽しむことができるでしょう。ここでは、披露宴で子供が活躍する演出アイディアを紹介します。
演出①ファーストバイトのプレゼンター
ファーストバイト(First Bite)とは、ケーキの一切れを新郎新婦が互いに食べさせあう演出です。「一生食べるものに困らせない」「一生おいしいものを作ってあげる」という意味が込められています。
このファーストバイトをサポートするプレゼンターの役割は子供にぴったり。ケーキ入刀に使用するナイフを運んでもらったり、ファーストバイトで新郎新婦が使用する巨大なスプーンやフォークを子供に運んでもらうなどの演出アイディアがあります。小さな子供が巨大なスプーンを持って登場するだけで、会場の雰囲気がパッと明るくなり盛り上がるひとときに。
演出②中座のエスコート役
衣裳直しで中座を行う際に、子供にエスコート役をお願いするのも1つのアイディアです。お姫様や王子様のような新郎新婦と一緒に手をつないで歩くことは、子供にとって夢のような素敵な体験になります。簡単な演出ですので、歩ける年齢の子供であれば誰でも活躍できます。
他にも披露宴で子供が活躍する演出として「子ども花束贈呈」もあります。上手くいくコツやBGMなどは、以下の記事をチェックしてみてください。
子供に結婚式の演出を頼む時のポイント
大人にとっては何気ない演出でも、子供にとっては大舞台の大仕事。心の準備をしてもらうためにも早めに依頼をしましょう。こちらでは、結婚式の演出のお手伝いを子供にお願いする時のポイントを紹介します。
依頼する前に必ず子供の親へ相談する
子供の年齢や性格によっては、人前に出ることが苦手だったり、怖いと感じてしまったりする場合もあります。そのため、新郎新婦からいきなり子供にお願いするのではなく、まずは、子供の親と相談した上で本人に伝えるようにしましょう。
また、衣裳やアイテムを用意する必要がある場合には、より子供の親との連携が必要です。新郎新婦が子供の衣裳を準備する場合には、衣裳や靴のサイズを正確にヒアリングする必要があります。
その他、演出によっては当日リハーサルを行うこともあります。直前でバタバタしないようにリハーサルの集合時間・場所などを事前にしっかりと子供の親に伝えておくことが大切です。
協力に対するお礼を忘れない
演出に協力してくれた子供へのお礼を忘れないようにしましょう。プレゼントを贈る場合には、子供が好きなキャラクターやお菓子などを事前に親にヒアリングしておくと、より喜んでもらえるプレゼントを渡すことができます。
衣裳を子供の親が用意してくれた場合には、親へのお礼も必要です。当日はゆっくりとお礼を伝えることが難しいので、後日改めて伝えても良いでしょう。その際、プロカメラマンが撮影した動画や写真が間に合えば、一緒に渡してあげると子供の思い出が手元に残って喜ばれます。
子供が結婚式に楽しく参加できるよう配慮するべきポイント
演出を依頼する・しないにかかわらず、子供を結婚式に招待する場合には、最後まで楽しんでもらえるような配慮が必要になってきます。子供が楽しく参加できるように配慮すべきポイントを紹介しましょう。
キッズ&ベビースペースを作る
披露宴で、2時間ほどの長丁場を子供がじっと座っていることは、基本的に難しいでしょう。3歳未満の子供が多い場合には、披露宴会場の一角にマットなどを敷いてキッズスペースを用意するのも一つの方法です。音のしないおもちゃや絵本、小さな音で流すDVDプレイヤーやタブレット端末などを用意しておくと子供が飽きずに楽しめます。キッズスペースの確保が難しい場合には、退屈した時に遊べるような絵本や小さなおもちゃをテーブルに準備しておくと、子供はもちろんのこと、子供の親にとっても嬉しいおもてなしとなります。
また、結婚式場によっては備え付けのキッズスペースがあったり、子供が退屈してしまった時のアイディアをスタッフが教えてくれることも。小さな子供の参加人数が多い場合には、事前に式場スタッフに相談してみると良いでしょう。
子供の料理を工夫する
子供に結婚式を楽しんでもらうには料理にも一工夫が必要です。お子様メニューを用意している結婚式場の場合には、ぜひ活用しましょう。また、乳幼児は食べ物の好き嫌いがハッキリしていることも。事前に好みの傾向が分かっている場合には、オリジナルメニューの対応が可能か式場スタッフに相談すると良いでしょう。
また、食物アレルギーの有無は子供に限ったことではなく、重要な事前確認事項ではありますが、小さな子供は重篤な状態に繋がることも多いので、特に慎重にケアをするようにしましょう。
その他、子供用のメニュー表を手作りするのもおすすめです。子供がお気に入りのキャラクターの絵を描いておくだけでも、子供のテンションが上がって楽しい時間を過ごしてもらえます。
子供も楽しめる!アルカンシエルの結婚式
アルカンシエルでは、子供が活躍できる演出を叶えられる他、子供にとっては長く感じる結婚式を楽しく快適に過ごしてもらうための工夫が随所に用意されています。アルカンシエルにおける人気の子供演出とともに、アルカンシエルが実施している子供関連のサポートメニューを紹介します。
アルカンシエルで人気の子供演出
アルカンシエルでは、リングガール・ボーイを務める子供がラジコンのウエディングカーに乗って登場する演出を行うことが出来ます。子供がただ演出に参加するだけではなく、子供自身が楽しめるアイディアが他にもたくさんあるので、式場スタッフに相談してみてくださいね。
アルカンシエルの子供ゲストサービス
子供向けのサービスとして、子供用の椅子の用意、お絵かきのできるランチョンマット、お子様メニューの提供などを行っています(店舗によってサービス内容は異なります)。
その他、キッズスペースやベビーベッド、授乳室など、式場内に乳幼児向けの設備を設置している店舗もありますので、詳細は式場スタッフに確認しましょう。
また、アルカンシエルはミキハウス子育て総研が提唱する「ウェルカムベビーの結婚式場」の認定を受けている店舗もあり、子連れゲストを安心して結婚式にお迎えする環境が整っています。
子供ゲストに演出をお願いして、さらに素敵な結婚式に
子供ゲストが結婚式に参列してくれるのであれば、挙式や披露宴の雰囲気をなごやかにしてくれる子供演出をぜひ取り入れてみましょう。そのためには演出に楽しく参加してもらうための配慮が大切です。新郎新婦だけでなく、子供にとっても一生の思い出になること間違いなしの楽しい演出で、素敵な結婚式にしてくださいね。