【結婚式会場で困らない!】絶対に必要な持ち物・あると便利なアイテムを大公開
結婚式の出席に向けて準備を始めたものの、当日に必要な物を考えてみると、ご祝儀の他に何を持って行けば良いか分からないと悩む人も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、女性が結婚式に出席する際の必需品やバッグ選び、またコロナ禍の結婚式で必須のマスク選びに関して、結婚式ならではのポイントを解説します。
結婚式の持ち物に欠かせない、ご祝儀のマナーをおさらい
結婚式の持ち物で一番大切なのはご祝儀です。用意するのを忘れてしまった場合、当日コンビニでご祝儀袋を調達することもできますが、なるべくそれは避けたいもの。また、お祝いの場では折り目のない新札を用いるのがマナーのため、前もってしっかりと準備をしておきましょう。ここでは、最低限押さえておきたいご祝儀マナーを紹介します。
ご祝儀の金額
ご祝儀の金額は3万円が基本です。親しい間柄であったり、贈る相手よりも自分の年齢や仕事での地位が上だったりすると、3万円に上乗せしてお金を包むこともあります。
【ご祝儀金額の目安】
- 友人:3万円
- 上司:3~5万円
- 親族:5~10万円
なお、ご祝儀には新札を用いるのがマナーです。あらかじめ銀行などで用意しておきましょう。
ご祝儀袋の選び方
結婚式に用いるご祝儀袋は、表に「寿」が書かれ、紅白か金銀の「結びきり」「あわじ結び」の水引が付いたものが基本です。最近はおしゃれなデザインも多いですが、水引が「蝶結び」になっていないかなど、結婚式にふさわしいご祝儀袋であるかを確認してから購入するようにしましょう。
袱紗(ふくさ)を用意する
ご祝儀袋が汚れないよう、袱紗(ふくさ)に包むのが結婚式のマナーです。会場の受付では、袱紗からご祝儀袋を取り出して渡します。これから購入予定で、長い期間、様々なケースで使用したい場合には、慶弔で両用できる紫色がおすすめです。
結婚式の持ち物リスト
結婚式当日は、ただでさえ身支度に時間が必要になります。慌ててしまい、忘れ物が発生しないよう、あらかじめ持ち物リストをチェックして、揃えておきましょう。
招待状
招待状を持参しなければ結婚式に参列できないわけではありませんが、できれば持参してください。会場名や住所、開始時刻などが記載されているので、持っていると安心です。
また、当日、会場への到着が遅れそうな場合は、招待状に記載されている連絡先へ電話をしてください。
財布
結婚式の持ち物で意外とかさばるのが財布です。参列用のバッグは小さめがスマートなので、コンパクトな財布に必要最低限の現金やカードを移し替えておきます。
スマートフォンや携帯電話
スマートフォンや携帯電話は、会場までのナビゲーション代わりにもなり、カメラとしても使える必需品です。久しぶりに会う友人と連絡先を交換する機会も多いので、必ず持って行きましょう。
ただし、会場に入る前にマナーモードにすることを忘れずに。また、挙式スタイルによっては、挙式中に電源を切ることをお願いされたり、シャッター音やフラッシュに関するお願い事項がある場合も。式場側のルールに従って新郎新婦や参列者に迷惑がかからないように使用しましょう。
ハンカチ、ティッシュ
結婚式では感動の場面が多いため、涙を拭うためのハンカチやティッシュも欠かせません。カジュアルなタオル地のハンカチは避けて、きちんとアイロンがかかった綿タイプのアイテムを用意してください。お祝いの場なので、暗い色ではなく明るい色合いがおすすめです。
メイクアイテム
メイクアイテムは、フルセットを持参するとかさばるので、必要最小限のものを厳選します。落ちやすいアイメイクを直せるクレンジング付き綿棒、口紅、パウダーの3つ程度があれば安心です。メイク直しや口元の確認をする時に役立つ手鏡も持っていきましょう。
あると便利な結婚式の持ち物
結婚式は長時間にわたるため、写真をたくさん撮ってスマートフォンの充電が減ったり、ヘアスタイルが乱れたりすることも考えられます。そんな時にあると便利な持ち物を紹介します。
モバイルバッテリー
スマートフォンなどで写真や動画を撮ると電池が減りやすくなります。会場内ではコンセントが使えない場合もあるので、充電器ではなくモバイルバッテリーを持参するのがおすすめです。結婚式の前日は、スマートフォンや携帯電話、モバイルバッテリーをしっかり充電しておきましょう。
バッグハンガー
バッグは椅子の背もたれと背中の間に置くのがマナーです。しかしながら繊細な装飾の付いたバッグだと、服に引っかけないか気になるかもしれません。そんな時は、バッグハンガーがあると便利です。バッグハンガーとは、テーブルのふちなどにバッグを吊るせる便利グッズのこと。使用する際は、隣の人の邪魔にならないよう位置を考えてください。
トラブル時のレスキューグッズ
はき慣れない靴でかかとに靴擦れが起きることもあるので、絆創膏は必需品です。また、せっかく華やかに着飾ったのに、ストッキングが伝線しては台無しです。予備のストッキングも持っておきましょう。他には頭痛や胃痛、腹痛が起きた場合の常備薬があると安心です。自分に必要なレスキューグッズを準備してくださいね。
髪のお直しグッズ
ヘアスタイルが崩れた時に、ヘアピンやスタイリング剤があるとサッと直せます。ワックスなどのスタイリング剤を持参する場合は、かさばらないよう小さな容器に移し替えるのがおすすめです。
エコバッグ
引出物の他にも席次表や卓上のお花など、ゲストが持ち帰る物は意外と多いものです。引出物用の袋が用意されることもありますが、引出物が自宅宅配で当日の持ち帰りではなかったり、予想外に荷物が増えたりする可能性も。いざという時に対応できるよう、エコバッグを1枚持っておくと安心です。
結婚式の持ち物を入れるバッグの選び方
持ち物のサイズや選び方を工夫しても、パーティバッグに入りきらないことがあるかもしれません。なかには紙袋をサブバッグに用意する人もいますが、結婚式の場ではマナー違反。ここでは、結婚式にふさわしいバッグの選び方をお伝えします。
【メイン】パーティバッグは持ち物に合ったサイズを
結婚式用のパーティバッグは小さめが主流です。ハンドバッグは椅子の背もたれに、クラッチバッグなら膝の上に自然に置ける程度のサイズを基準に選んでください。一度結婚式に持って行く物をすべて並べた上で、必要なバッグのサイズを考えてみると良いでしょう。
サブバッグを用意するなら華やかなものを
サブバッグはA4~B5サイズを目安にしてください。あまりに大きいサイズやアニマル柄、ファーをあしらったもの、キャラクタープリントなどは適しません。また、結婚式はお祝いの場のため、黒色も避けたいところ。光沢のある素材や上品な花柄、パステルカラーなどの華やかなバッグがおすすめです。
サブバッグ代わりに紙袋を持つのはNG
サブバッグ代わりに、ブランドロゴなどが入った紙袋を持つのはマナー違反です。いくら上質なブランドのものでも紙袋は紙袋。お祝いの場には相応しくありません。サブバッグ代わりに紙袋を使用することは避けましょう。
結婚式にふさわしいマスク選びのポイント
コロナ禍の結婚式では、感染症対策も欠かせません。結婚式にふさわしいマスクの色やデザイン、着け外しのタイミングなど、気になることを解説します。
華やかなものを選ぶ
白いマスクでも問題はありませんが、せっかくなら晴れの場を彩るようなマスクを検討してはいかがでしょう。黒は避けた方が良いですが、その他の色ならマナー違反には当たりません。ぜひ当日のパーティドレスの雰囲気に合わせて、マスクの色を選んでみてください。
色選びに迷った時には、ベージュなどの肌なじみが良い色がおすすめです。不織布マスク・布マスクともに、カラーバリエーションが豊富だったり、レースなどの華やかな柄が付いていたりと、おしゃれな柄やデザインがあるのでチェックしてみてください。
マスクケースも準備する
写真撮影や食事など、結婚式ではマスクを着け外しする機会が多いため、マスクケースも準備しておくのがおすすめです。マスクケースがあれば外している時の置き場所にも困らず、シワもつきません。バッグにしまいやすいポーチ型などもあるので、チェックしてみましょう。結婚式場によっては、マスクケースを用意している場合もありますが、当日用意がなくて慌ててしまうことを考えると持参するのが安心です。
結婚式の持ち物をしっかり準備して、当日に備えよう
ご祝儀やスマートフォンなどの必需品に加え、メイク用品や予備のストッキングなど、必要な持ち物は意外と多いものです。必要な持ち物を晴れの日の装いにふさわしくスマートに持ち歩くために、バッグにもこだわりたいものですね。事前準備をしっかりと行い、当日は心置きなく結婚式を楽しんでください。
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