結婚式のオープニングムービーを自作したい!手作りのアイディアも紹介
結婚式のオープニングムービーは、パソコンやスマートフォンで自作できます。とはいえ、作り方やどんなムービーを作れば良いのか分からない人もいるでしょう。本記事では、オープニングムービーを作る方法や必要なものを紹介します。オープニングムービー作成のアイディアや注意点も紹介するので、参考にしてください。
オープニングムービーを作る方法
結婚式のオープニングムービーとは、披露宴で新郎新婦が入場する前に流す映像のことです。「どんな披露宴が始まるのかな」と、ゲストの期待感を高める大切な演出です。まずは、自分で作るのか、業者に依頼するか決めましょう。
オープニングムービーを自作する
オープニングムービーは時間とツールがあれば、自分で作ることができます。編集スキルがないと難しかったり、時間や手間がかかったりしますが、自分達の想い描く映像を作ることができ、コストを抑えられるでしょう。
<作り方>
1.どんなムービーにしたいのか構成を考える
2.使用したい写真や動画、BGMを決め、パソコンに取り込む
3.動画編集ソフトやアプリで作成する
4.作成したムービーをDVDに焼く
<オープニングムービーにおすすめのコンテンツ>
・カウントダウンなどの導入
・新郎新婦の紹介
・結婚までの道のり
・ゲストへの感謝を込めた挨拶
・入場の合図など
オープニングムービーをプロに依頼する
結婚式場と提携する映像作成業者や、映像専門業者などのプロに依頼する方法もあります。デザインやフォーマットが豊富なので、クオリティの高いムービーを作ってもらえます。その代わり、自作するより費用が高くなったり、オプションを追加すると料金がプラスされたりすることも。プロに依頼するのであれば、サンプル映像や料金などをしっかり確認すると良いでしょう。
<プロに依頼する方法>
1.結婚式の3ヵ月くらい前から依頼する業者を探す
2.打ち合わせをする
3.素材の選定をする
4.完成したら結婚式場に上映チェックをしに行く
オープニングムービーを自作する時に用意するもの
オープニングムービーを自作してみたいけど何から始めたら良いか分からないという人は、まずはムービーを作るのに必要なものを確認しましょう。既に持っているものでムービーを作ることができるかもしれないので、何を持っているか、何が足りないのか、整理してみてください。
オープニングムービーの素材となる写真や動画
ムービー作成には、素材となる写真や動画が必要です。新郎新婦の記念の日となる写真や、人柄が滲み出ている写真を中心にセレクトしていきましょう。結婚式に招待した人達の写真もあると、親しみやすさや感謝が伝わりやすいのでおすすめ。幼い頃の写真が、紙の写真しかない場合は、写真屋やスキャナを使ってデータ化してください。
パソコンやスマートフォン+編集ソフトやアプリ
パソコンはもちろん、スマートフォンでも簡単にムービーが作れるため、こだわりの映像を自作できる環境は意外と整っています。ソフトやアプリを入れて編集を行いますが、最初はどれを使えば良いのか悩んでしまうかもしれません。操作性や価格などを考慮して選択しましょう。
|
名前 |
特徴 |
無料PCソフト |
iMovie |
Macの無料PCソフト。スマートフォンも対応 |
Microsoftフォト |
Windowsの無料PCソフト。 |
有料PCソフト |
PowerDirecto |
国内売上NO1の人気編集ソフト。 定期契約を選べば1000円以下でソフトを使える。
|
Filmora |
センスの良いエフェクトが豊富。 編集初心者でも簡単な操作で、おしゃれなムービーに仕上がる。
|
スマートフォンの アプリ
|
SlideStory |
簡単な操作でスライドショーを作成できるため、 初めて動画を作る人でも扱いやすい。
|
レコフォト |
結婚式のオープニングムービー作成に特化したアプリ。 料金が発生するが、スマートフォンしか持っていない新郎新婦におすすめ。
|
オープニングムービーを自作するためのアイディア
ムービーにおしゃれなアイディアを盛り込むと、ゲストにより楽しんでもらうことができ、感動もしてもらえます。ここでは、オープニングムービーで人気のアイディアを5つ紹介します。
コマ撮りムービー
こちらは、オープニングムービーで採用されることが多いアイディアです。コマ撮りとは、静止した状態の人や物を少しずつ動かしながら写真を撮り、連続再生して動いているように見せる映像表現のこと。新郎新婦の表情や動作を何パターンも撮影し、それをつなげることで、ポップで楽しいムービーに仕上がります。撮影と編集に時間はかかりますが、時間をかけた分だけ素敵なものになるので、準備に余裕がある場合におすすめです。新郎新婦の生い立ちを10枚ずつ、新郎新婦のストーリーを10枚など写真数はバランスよく選びましょう。家族や友人などが写っている写真を使うと喜んでもらえますよ。
WEBサイト風ムービー
ふたりのオリジナルWEBサイトを指でスクロールしたりタップしたりしながら、写真やメッセージを紹介していきます。その他、ふたりの出会った頃のやり取りをLINE風にし、リアルな様子を再現してプロフィールムービーにするのも人気のアイディアです。ムービーに映す文字数は最大30文字にすると読みやすいです。他にも、見やすいフォントにしたり、文字を定位置に置いたりして読みやすくなるように工夫をしましょう。
プロモーションビデオ風ムービー
音楽と映像が一体となったアーティストのプロモーションビデオのようなムービーです。アップテンポな盛り上がる曲をBGMに使用することが多く、新郎新婦が躍っている姿をムービーにする人もいます。また、新郎新婦が好きな想い入れのある曲を選び、歌詞に合わせて物語仕立てにする方法もあります。このアイディアは、曲や好みの雰囲気に合わせて表情を変えるなど自由に演出できるのが魅力です。
逆再生ムービー
時間の流れを逆にした逆再生ムービーはつい見入ってしまうので、普通のムービーと差をつけたい人、芸術作品のようなワクワクするムービーを作りたい人におすすめのアイディアです。ムービーを撮影する時に計算して、ふたりと周りの他の人が違う動きをしたり、物が下から上に上がるようになったりと普通とは違う世界観を見せることができます。逆再生により面白みを持たせるため、必ず被写体は動きのあるものを選びましょう。
カウントダウンムービー
新郎新婦が披露宴に入場するのをカウントダウンするムービーです。披露宴が始まる前に緊張感を高める効果があります。カウントダウンの素材を使えば良いので、比較的簡単に作成できますよ。
オープニングムービーを自作するときの注意点
オープニングムービーを自分達で作る際、著作権と再生方法について特に注意しなければなりません。せっかくオープニングムービーを作ったのに結婚式で使えないということがないよう、事前にしっかりと確認しましょう。
使用できるBGMか著作権を確認する
オープニングムービーは好きな曲をすべて使えるわけではありません。オープニングムービーのために曲を流したり、DVDなどに複製したりするにも許可が必要です。そのため、曲を使用する時は著作権に配慮して選ぶ必要があります。
著作権は、演奏権と複製権のふたつに分かれています。結婚式場によってどの権利があるか異なるので、最初に必ず確認するようにしましょう。
自作したオープニングムービーが再生できるか確認する
結婚式場によって再生する仕様が異なるので、ムービーを流す時は事前に確認が必要です。仕様が合わないと、せっかく作ったものが再生ができなくなってしまう場合もあるため、可能であれば事前にテスト再生をしておきましょう。
<再生の仕様について式場に確認すること>
・ムービーの縦横比
・画面のセーフゾーン
・ファイルの形式
・データを渡し方(DVD、USBなど)
自作したオープニングムービーで素敵な結婚式にしよう
自作したオープニングムービーは、ふたりらしさを表現できたり、ゲストに対して感謝の気持ちを伝えたりすることができます。また、結婚式の思い出として振り返ることもでき、一生の宝物になるでしょう。心に残るオープニングムービーを制作して、素敵な結婚式を叶えてくださいね。